
『ダッリーニャ:弟マルケス快挙、ペッコがっかり、兄マルケスは何と言ったら良いか…』
★4月27日(日)、スペインGPのモトGP決勝で、ドゥカティ選手のリザルトは以下のとおり。
首位アレックス・マルケス(グレジーニ)
3位フランチェスコ・バニャイア(ファクトリー)
5位ファビオ・ディ・ジャンナントニオ(VR46)
12位マルク・マルケス(ドゥカティファクトリー)
※フランコ・モルビデッリはリタイア(VR46)
※フェルミン・アルデゲルはリタイア(グレジーニ)
★ドゥカティ選手の現在の総合順位は以下のとおり。
首位アレックス・マルケス(140ポイント)
2位マルク・マルケス(-1ポイント)
3位バニャイア(-20ポイント)
4位モルビデッリ(-56ポイント)
5位ディ・ジャンナントニオ(-77ポイント)
14位アルデゲル(-115ポイント)
★5月初め、ドゥカティのジジ・ダッリーニャ(ゼネラルディレクター)がスペインGPについて、『LinkedIn』に次のように綴った。
・モトGP22連勝でホンダとタイ記録について
「アレックス・マルケス優勝のおかげで、(ホンダと)並びましたね。同記録には5選手が貢献してくれました。
もちろん、土曜スプリントでトップ6を独占したことも忘れてません…どんどん記録を更新させていくのが夢だし、モチベーションは尽きませんよ。」
アレックス・マルケスについて
「ホームレースでモトGP初優勝は歴史的な快挙であり…アレックスのことは良く知っているが、今シーズン序盤の持続性や資質、知性、ペース、スピードを思えば、まさに取るべくして取った勝利でしょう。
本人にとってもグレジーニにとっても魔法のようなレースウィークで初勝利を掴み、なおかつ、総合首位になれたのですからね…本当に特別な勝利でした。おめでとう。」
マルク・マルケスについて
「なんと言っていいものやら…あいにく、あまりにも早すぎるミスだったのでね。レースの流れが整い、各選手のパフォーマンス差が見えてくる前でしたから。
まぁ、疑問など抱かず、とは言え、今回のことは念頭に置いて、次回に目を向けていけば良いのでしょう。
もちろん、(転倒後)レース復帰の気迫を見せ、あの状況の中、激しく損壊したマシンでポイントを獲得した姿は称賛に値するものですけどね。」
フランチェスコ・バニャイアについて
「満足な出来とは言えませんね。通常、土曜スプリントより日曜決勝でのパフォーマンスの方が良い選手で…特に第1ラップでは、迫力と迷いのない走りを見せてくれているのに…。
レースペースでは期待されていたような明確さが見られず、また、トップ陣と戦うための盛り上がりにも欠けてたじゃないですか。
チャンピオンシップを思えば、貴重な3位ではあるが…『改善の必要あり』と言う事実は消えませんね。」
ライバル陣について
「今日は特別で…ライバル陣が力のほどを見せてきてましたからね。もちろん、驚いてはいませんし、私達の挑戦とモトGPの魅力がさらに増したと言えるでしょう。
パフォーマンス向上に向け、また、ファンの皆さんに喜んで頂くためにも、常に努力すべきだと言うことを思い出させてもらいました。ドゥカティは頑張りますよ!」
(参照サイト:『Motosprint』)
(Photo:Instagram)