
『クアルタラロ:スリックが正しい選択だったと思う…転倒してしまったけど』
★5月9〜11日、フランスGPが行われ、モトGPクラスのファビオ・クアルタラロー(ヤマハファクトリー)が予選首位、スプリント4位、決勝は転倒リタイア。現在、総合7位(−115ポイント)。
★PPスタートし、第4ラップで転倒リタイアした後、マーシャル陣への対応に問題があったとして処罰された。
★決勝後、クアルタラロー選手が次のように話した。
【今回の決勝については…?】
「表彰台ペースで走るのは厳しいって分かってたんで、雨が降り出した時は猛プッシュしました。
LLP実行後もマルク(マルケス)に接近していけたけど、雨が強くなった瞬間、リアが流れ…フロントが完全に切れ込んでしまったんです。
転倒するなんて思ってもいなくて…でも、今も言った通り、序盤ラップは全力で走りました。マルクと一緒に3ラップ走れたし、周回ごとに転倒のリスクは高まってました。
残念だけど、楽しかったです…好ペースを維持できたし、タイムも良かったんで。」
【最終コーナーでは転倒が多発していたが…】
「高さの違いがあって、急にバウンドするんで…コントロールしづらいんですよ。ヤマハ2選手も、その辺で転倒してたでしょ。
トップ3入りは難しいって分かってたけど、マシン交換のLLPのせいもあって色々大変になってしまって…でも、スリックタイヤでスタートするのが正しい選択だったと思ってます。実際、序盤は速かったんで。
あのまま走ってたら、どうなってたんでしょうね…でも、転倒しちゃったから。」
【ウェットコンディションは難しい…?】
「午前ウォームアップで技術トラブルが起き、きちんと走れなかったんですよ。
ヤマハ機の場合、この手のコンディションは大変で…ミラーやオリヴェイラのベテラン2人が苦戦してたんですからね。
とにかく、今日はトリッキーな状況だったけど、僕としてはスタート時に有利になれるようリスクを負ってみたかったんです…残念ながら、上手くいかなかったけど。」
【どう言う風にタイヤ戦略を立てたの?】
「マルクの選択を参考にしてました…マシン交換せずにレインタイヤでスタートした選手もいましたけどね。とにかく、複雑だったんですよ。」
【LLPを早々に実行していたが…】
「どうせやらなくちゃいけないなら、早くやってしまおうと思って。あと、レースを先導する選手の後ろに付くと助けになりますからね。だから、速攻でマルクのスリップストリームに入ったんです。」
【今回は満員御礼で…】
「誰にとっても、素晴らしい雰囲気でしたよね…金曜から熱気が凄くって。僕は優勝できなかったけど、ザルコがどんなに嬉しいかは想像できます。
僕に関しては、母が初めてレースを観に来てくれたんで…嬉しかったです。僕にとって、幸運の女神でした。」
(参照サイト:『Gpone』)
(Photo:Instagram)
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切り替えですね。
クアルタラロもザルコもお母さん来たの初めてなんですね。
それであの大歓声を聞けるなんて。
失うモノは無いって感じで走ってたんですかね。最近は乗れてきている感じがしたので、レインタイヤでの走りも見たかったです。