
『マルティンがアプリリアとの現状を説明:契約違反はしてない』
★5月29日、ホルヘ・マルティンがネット上で、アプリリア離脱の意向を次のように公表した。
《皆さん、こんにちは。
ファンの皆さんやメディア関係者、僕のことを見守ってくれてる方々に、アプリリアとの現状を説明したいと思います。
僕は契約に違反するようなことは一度もしていません。契約締結の際、『一定の条件が満たされない場合、2026年に向け継続するかどうかの権利は選手側が有する』と言う内容でサインしたのですから。
当時、アプリリアからのオファーを受けるにあたり、そこは必須条件だったのです。
また、昨年、(ドゥカティからの)移籍を決める際に僕から提示した条件は、マシンテストは本番状況で行うこと、チームや彼らの作業メソッドに足並みを揃えていけることでした。そのため、1年よりは2年契約の方が良いと判断し、だからこそ、上記の一文も加えたのです。
契約上、(2026年に向け継続するかどうかを判断すべき)期限が来たため、継続しないと言う権利を行使することにしたのです。
プロアスリートとしての将来を自分自身で決めてゆきたいと言う思いだけであり、これまでも常に敬意を払い、明確に行動してきました。
残念ながら、度重なる転倒による現在の状況は、(アプリリアとの)合意内容に影響は与えないものの、現時点のフェーズに対し影響を与えてしまいました。
だからこそ、(継続するかどうかを判断すべき)期限を延長させるよう、アプリリア側とは常に話し合いの場を持ってきました。
これら全ては2026年に向けての最終決定を下す前に、もう1度双方にチャンスを設けようという目的なのです。
僕はアプリリアに対し、常に誠実な姿勢を取ってきているし、マシンやチーム、同プロジェクトに携わる皆さんの努力も高く評価しています。
僕からの要望は、僕の意志や、アプリリアと合意した際のスピリットを尊重してもらいたいと言うことだけです。対立などはありません。
大ケガを負い、厳しい期間を経て、今後、トラックの内外でベストを尽くせるよう、明るい未来に目を向けてゆくことだけを願っています。
ご理解のほど、よろしくお願いします。》
★アプリリア側の対応は以下のとおり。
・5月22日に、マルティン選手を手放す意向はないと公言した。
・5月25日、ブリティッシュGP決勝でマルコ・ベッツェッキが優勝した際、すぐにマッシモ・リヴォラ(アプリリアレーシングCEO)が、「マルティンに向けてのメッセージになってくれることを願ってます…うちには勝てるマシンがあるのだとね」とコメントした。
・5月27日にアプリリアがスペインの有名2紙に、『マルコは素晴らしかった、ホルヘのことは待ってるよ』と言うメッセージを掲載した。

★もしマルティン選手が2025年末にアプリリアから離脱することとなったら、後任は誰になるのか?
ルーカ・マリーニがホンダとの契約更改が叶わなかった場合、後任として適任かもしれない…マシン開発への貢献度も高く、また、『オール・イタリアン・チーム』として注目度も上がるだろう。
兄ヴァレンティーノ・ロッシもアプリリア機で、125/250ccタイトルを獲得している。
また、エネア・バスティアニーニは、昨年、アプリリア移籍の話があったものの進まず、結局、KTMに移籍したが、現在、マシンに満足していない。
(参照サイト:『Gpone』)
(参照サイト:『Corse di moto』)
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram)
まずは数戦レースを完走して欲しいですね。今の状態ではマルティンの市場評価も下がって、今後の移籍活動にも影響が出そう。
バカみたいなオプション契約行使のモラルについては意見も出尽くしたので端折るとして、これ、次のHONDAの契約にも一文付け加えろ、と言うのだろうか?
HONDAはリンスにオプション行使で単年解除された過去があるが、また同じことを繰り返すのか?
見苦しい場外戦で騒がすくらいなら、お互いの為に単年契約にした方がいい
まぁしかし、Aprilia&ベスは絶妙なタイミングで優勝しただけにマルティンの主張は滑稽にみえるしね
ベッツェッキが優勝したタイミングで
はっきりとこの声明をだすということは・・・。
トプラクのプラマック入りも確定したみたいだし。
ということは・・・テーブルの下ではホンダと手を握っている???
他人の結婚や離婚に、意見する様な野暮な意見を言うより、
来年ホンダで大活躍する事に期待したい。
ルーカが大怪我したタイミングのこの声明って…
26シーズンに向けホンダと契約が目的だろうな。
ここ最近ホンダも戦闘力上がって来てるし。とは言えマトモに走ってもいないうちにこんな行動に出ると他のチームも警戒して契約を躊躇するんじゃない?
仮に契約上問題ないとしてもマルティン自身の信頼だったり価値を傷つけかねないからあまりメリットが無いと思うんだけど
ホンダに移籍できたとして、現状アプリリアと比べて戦闘力に大きな差があるとは言えないし、コイツまた契約途中で投げ出してどっか行くんじゃねえか?って常に疑われることになるからチーム側としては複数年契約はやりづらくなる
信憑性は怪しいが既にホンダと3年契約で合意という噂も。後任がもしバスティアニーニなら個人的には嬉しいな。
まあパフォーマンス条項なんてライダー側からチームやメーカーだけじゃなくてチームやメーカー側からライダーにも付いてるんだから、この条項についてはお互い様なんだと思いますよ
ただ僕個人としては今回はチームやバイクのパフォーマンスの問題とは少し違う気はするんだけどね
マシンの戦闘力を理由に途中離脱するくらいなら…
クソの役にも立たないプライドなんか捨てて、ワークスにこだわらずサテライトでもドゥカ陣営にとどまればよかったやん。
マルクを選んだドゥカの目は正しかったことが証明されたな。
ホンダの戦闘力がイマイチだったらまた逃げ出しそう。
そもそも、今のホンダとアプリリアってそんなに戦闘力の差があるか?
マルティン、ミサノでアプリリアのイベントに参加してるらしいけど、現地ではどんな空気で迎えられてるんだろ?やっぱ白い目で見られてるのかな。