MotoGP

ドルナがアプリリア擁護『話し合いか法的に解決しない限り、マルティンはモトGP参戦させない』

『ドルナがアプリリア擁護:話し合いか法的に解決しない限り、マルティンはモトGP参戦させない』

★6月28日(土)、午前FP2中にホルヘ・マルティンのマネージャーを務めるアルベルト・ヴァレーラが、モトGP公式サイトで次のように公言した。

【マルティン選手の去就については?】
「2026年に向けての契約に関し、ホルヘは自由であると言えるでしょう…私達にとっては明白なことです。
契約には条項が付いており(※序盤6GPでのマシンの戦闘力次第では、2025年末に離脱できる)、私達はそれを行使します。
いかなるオファーに対しても、オープンな姿勢ですので…今後の展開を見守ってゆきます。
ホルヘがきちんと検証できるよう、同条項の判断期限を9月か10月に延期させたいと要請していましたが…契約書に書かれている通りの期日で(序盤6GP後)、行使せざるを得ませんでした。

【既に他チームからオファーは来ているの?】
「今のところ、オファーの有無については話せませんが、とにかく、ホルヘは自由であると言うことだけを…そして、新たなオファーについて話し合う準備はできていると言うことだけを主張します。
なお、ホンダがその中の1つではあります。」

【最終決定までの期日は?】
「できるだけ早くと思っています…今シーズンの残りレースに、落ち着いて集中していけるようにね。」

★6月29日(日)、マッシモ・リヴォラ(アプリリアレーシングCEO)が、イタリア『SKY』で次のように話した。

【昨日のヴァレーラマネージャーの発言については…?】
「私達の姿勢は変わりません…最初から言ってるように、(マルティンは)契約中の身であり、回復次第、レースに復帰する予定です。
離脱を望むと言うのなら、自由の身であることを第三者に…法的な形で認めてもらう必要があるでしょうね。
とりあえずは、解決を望むのならば、我々ときちんと話し合わないと。」

【貴方としては…?】
「アプリリア守るためならば、なんでもやる覚悟ですので…必要な措置はすべて取るつもりです。
契約書の内容も把握しており、事実関係もイタリアにおける判例も分かっているので…焦ってはいませんよ。
(マルティンが)復帰できる状態になって欲しいと思っているし、現在、チームは健闘しているものの、コンスタントに上位争いをするための決め手に欠けていると思っています。
私達は常に一貫した姿勢を取っており、選手とそのマネージャーが離脱を望むと言うことは、どこかから超高額オファーが来ていると言うことなのでしょう。
うちと継続してゆきましょうよ…離脱するには、きちんと話し合うか…もしくは場を法定に移すかでしょうね。」

★6月29日(日)、ドルナのカルメロ・エスペレータ代表がイタリア『SKY』で次のように話した。。

【アプリリアvsマルティン問題については?】
「ドルナとしても、『MSMA(メーカー協会)』や『IRTA(チーム協会)』としても、選手は法的もしくは(チーム側と)合意して自由の身とならない限り、当世界選手権へのエントリーは認めません。
アプリリア側は現在も契約中だと主張しており、マネージャーは『うちの選手は自由の身だ』と主張しているが…我々としては、双方が合意に達するか、法的な決定が下されない限り、同選手のことは受け入れません。」

★つまり、アプリリアとマルティン選手は違約金の支払いにより和解するか、法的措置を取るかの二択となるだろう。
なお、法的な措置が取られた場合は、最終決定までに時間がかかるだろう。

(参照サイト:『Gpone』)
(参照サイト:『Corse di moto』)
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram

POSTED COMMENT

  1. ギリギリ爺 より:

    序盤アプリリアの成績が非常に悪かったが、最近の結果では勝てないマシンとは言えない状況になっていると思う。

    話合いも法廷も微妙な感じだと思う。
    ホンダのビックマネー次第だと思う。

    ホンダもミルやマリーニでは、もう期待は難しい。
    一番早いザルコにも大きな期待はしていない。

    アコスタとかマルティン辺りがどうしても欲しいだろう。

  2. TBN より:

    アプリリア擁護も何も当然でしょう
    (特に日本に蔓延る)選手ファースト、過剰リスペクトの悪しき風潮で
    何でもかんでもムチャ(代理人の都合よく)がまかり通るけど
    そろそろ統括団体は締め上げても良いと思う
    選手を蔑ろにしろとは言わないが

  3. アレックス頑張れ より:

    アプリリアのマシンに納得いかなくてホンダのマシンで納得するとは思えない。
    勝ちたい人の選択ではない。
    残念だけど、ホンダとの超高額な契約金が狙いならあり得るか。

  4. ugem より:

    ちょっと欲を出したばかりに自らの選手生命を断つ結果になるかもしれない。

  5. ろしし より:

    シンプルにホルヘマルティン側は言ってる事めちゃくちゃ自己中

  6. ジジイ鑑賞勢 より:

    今年はよく話題に挙がるアレイシが現役晩年に選手・チーム共に契約に対する仁義を欠く風潮に対して苦言を言ってたな

  7. KEN より:

    何でマルティンはアプリリアを離脱したいんだろうね?金?
    現状でドカに太刀打ち出来るのは、アプリリアだけなのに。
    KTMも速いは速いけど、何せ来シーズンの参戦すら怪しいし、ヤマハはクアルタラロの頑張りのみだし、ホンダはまた落ち出した。

  8. 9191 より:

    ドルナがアプリリアを援護してもドルナは今年で去って来年からはリバティになるので。
    リバティが介入でマルティンは移籍できるようになるのでは。

  9. いちファン より:

    J・コシンスキーみたいに才能はあるんだけど、泥沼化してフェードアウトする予感…

  10. 桑田裸郎 より:

    マルクはママチャリに乗ってても優勝するから
    今回のアプリリア実質1位だから離脱の理由にはならんわな

  11. のっぺらぼう より:

    マルティンとアコスタが同じマネージャーでアコスタにホンダから巨額のオファーがあって、アコスタが断ったことによりマルティンに話を持っていたのでしょう
    マネージャーは巨額の数パーセントもらえるだろうから目がくらんだのはマネージャーでマルティンはのせられているのでは?
    マルティンもこうなってしまってからには引くに引けない状態なのかも

  12. マラカスタンタン より:

    法定となると長引いて来年も出れなくなったり
    して。

    こんな揉め事で選手生命を縮めて欲しくない。

    アプリリアは一歩も引かない姿勢だし、
    マルティンが法外な違約金を支払い
    出て行くしかなかろう。

    ホンダに建て替えて貰いましょう。

    しかし最近のホンダのマシンを見てると
    アプリリアには、まだまだ遠く及ばないとも
    思えるが。

    ホンダはルカもミルも放出してマルティン、
    アコスタと若手有能ライダーを金にモノ
    言わせて獲得するのかな。

  13. toaruhito より:

    締めの言葉で、アプリリアに残るという選択肢を消しているのは何故なんだ?

  14. A24 より:

    いくら成績残しても速く走っても、ドカがファクトリーに入れなかった理由が何となくわかるような気がするわ。

  15. maxtu より:

    いやいや、ここまできてAprilia残留は1番無いセンかと
    アッセンのスプリントレース当日に契約問題をリークしてきたのは悪意がみえるし、宣戦布告と同じ
    しかもHONDAの名前まで出してるのは、水面下で具体的に進んでいると勘ぐられるのも折込み済み
    かなり悪質な強硬手段

  16. ほるへ より:

    マルクがファクトリーに昇格した際にマルティンを選ばなかった理由をしつこくメディアから聞かれウンザリしたジジがマルクとのデータの対比以外に要求してきて契約金が高すぎたとカミングアウトしてたよね。

    マネージャーも否定してたし、当初は誰も信じていなかったが今となっては真実だったんだろうな。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

 

ITATWAGP | イタたわGP