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SBK情報:バウティスタ『体格差別』に訴え、ラズガットリオグル後任は?

『SBK情報:バウティスタ『体格差別』に訴え、ラズガットリオグル後任は?』

★2026年よりトプラク・ラズガットリオグル(BMW機でSBK参戦中。現在、総合2位)が、ヤマハプラマックからモトGP参戦する。

★2026年に向け、BMWはラズガットリオグル後任を探しており、当初はニコロー・ブレガ(ドゥカティ機でSBK参戦中。現在、総合首位)にオファーを出していたが断られた。
最近はアロン・カネ(モト2参戦中。現在、総合2位)の可能性が浮上してきており、その他にはダニーロ・ペトルッチアルヴァロ・バウティスタジャック・ミラー等の名前が上がっている。
また、マイケル・ファン・デル・マーク(BMW機でSBK参戦中。現在、総合14位)が放出となる可能性もあるため、BMWは2選手の後任を探さなければならないかもしれない。

バウティスタ選手(ドゥカティ機でSBK参戦中。現在、総合4位)は、2024年からSBKに『最低重量制限』が導入されたためマシンに6キロのおもりを搭載することとなり、これまでのように活躍できずにいる。

★7月1日、バウティスタ選手がインスタグラムに体格差別を訴えるコメントを投稿した。

《今日は、僕にとって簡単なことではないのですが、しかし、絶対に大切だと思うことを書こうと思います。

〜中略〜長い間、僕は沈黙を守ってきました…これもまた勝負の一環なのだと信じ、不協和音を起こさないために自分が適応するよう努めてきました。
ただ、ライダーとしての能力ではなく、自分の体格が構造的なディスアドバンテージとなってしまうのならば…それは技術的な問題などではなく、一種の差別となってしまうでしょう。

以前よりもずっと、僕は自分が問題視されているように感じています…好結果を出せないからではなく、あくまでも暗黙の了解とは言え、僕が標準的な体格ではないからと言うことで問題視されているように感じるのです。

マシンパフォーマンスにおいて、重量が大切な技術的要素の1つだと言うことは分かります。
ただ、そもそも最初から体格の違いが考慮されていないシステムならば、公平性は無視され、排除が始まってしまうものでしょう。

〜中略〜ご拝読ありがとうございます。
僕が求めているのは喝采の拍手ではなく、認識を深めてもらいたいと言うことだけなのです。
今後、変化が起こり、このスポーツが万人にとってより公平なものになることを願っています。》

★なお、バウティスタ選手はBMW移籍の他、ホンダSBKチーム復帰の可能性も噂されており、7月末までには公表される模様。

(参照サイト:『Corse di moto』)
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram

POSTED COMMENT

  1. 鯖通り より:

    体格が小さいと言う事はライディングにマイナスの
    面もある訳ですから、体重が軽いと言う一面だけみてハンデを付けるのはどうなのかと言う考えもあるでしょう

    いっそのこと四輪のプロダクションレース(SGTとか)等の様に毎戦の順位毎に重量ハンデ付ける方が公平かもしれません

  2. mk3125 より:

    マルク・マルケス 168cm
    ホルヘ・マルティン 168cm

    ダニ・ペドロサ 158 cm

    アルバロ・バウティスタ 167 cm

    筋トレして増量しろ

  3. チャオ より:

    そもそも論でSBKのエンジン回転数の制限や、バラスト加重などをレギュレーション化して、恩恵も受ければ
    弊害も生じるのは至極当り前の話かなと。バウティスタは弊害より多くの恩恵を十分受けた側じゃないかと。
    カテゴリーは違えど、ルマン24H100周年直前のBoT導入は正にTOYOTA対策で、こんな甘いもんじゃなかったし
    TOYOTA潰しの為のBoTだった故、モリゾウの心情は大変なものだった事を今も覚えてる。まあ、MotoGPにせよ
    SBKにせよ今後、リバティが色々と見直しを図って行くとは思うものの、純粋に速いバイクと優秀なライダー
    を選別、バイクレースの醍醐味は何なのかを模索して欲しく、エンタメ至上主義ではない、真のモーター
    スポーツを取り戻して頂いた上でのコンセッションなら、コンプロマイズも得られるのかなと。

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