
『マルケス反省:2位でも良かったのに、リスクを負いすぎた』
★7月12日(土)、ドイツGPのモトGPクラスでマルク・マルケス(ドゥカティファクトリー)が、予選首位、スプリント首位だった。
★スプリント後、マルク選手がイタリア『SKY』に次のように話した。
【今回のスプリントについては?】
「第1コーナーと、あと序盤2〜3周は大変でした…フィーリングが掴めず、タイヤの熱入れが上手くいかなくって。
第1コーナーではリスク軽減のため、遅めのハードブレーキングで強く進入しようと思ってたんです…イン側から誰か迫ってきて、転倒してしまう可能性があるんでね。
作戦は上手くいかなかったけど、その後、フィーリングが良くなってきて…ベッツェッキに追いつくのに、ちょっとリスクを負いすぎたけど…まぁ、今日は良しとしました。
今日はジジ・ダッリーニャ(ゼネラルディレクター)の誕生日だから…優勝がプレゼントってことで。」
【いきなり順位を落としたが、見事な追い上げで…】
「良かったですよ…でも、リスクを負いすぎましたね…今、『自制心』とか『冷静さ』を磨こうと頑張ってるとこなんで。今日は2位だって充分だったんですからねぇ。
あんな風になっちゃって…転倒の可能性だってあったでしょ。クアルタラローを抜いた時、自分が限界ギリギリだって分かりました。」
【リスクは避けるべき…?】
「転倒してケガをするのが恐いんですよ。ケガすること自体は恐くないけど、来週はすぐにチェコGPだし…2レース逃してしまうのが恐くって。
もちろん、ケガするかも〜なんて考えながら走れやしないんですけどね。とにかく、今日は集中しまくってました。
友人から、こんな風に言われたんですよ…『有利な立場にいるけれど、その有利な立場を利用することもできるよね』って。
まぁ、転倒なんかの穴埋めには使いたくないけど…でも、たとえ転倒してしまっても、しばらくは首位を固持していられるでしょ。」
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram)
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