
『2025 ドイツGP モトGP 決勝リザルト&トピックス』
★7月13日(日)、ドイツGP モトGPクラスの決勝が行われた。
★負傷/疾病により18名が決勝に参戦し、転倒多発により完走したのは10名のみ。
転倒の大半は右折である第1コーナーだった。同トラックは左折コーナーが10ヶ所、右折コーナーが3ヶ所である。
★総合順位は以下のとおり。
首位マルク・マルケス(344ポイント)、2位アレックス・マルケス(-83ポイント)、3位バニャイア(-147ポイント)、4位ディ・ジャンナントニオ(-202ポイント)、5位モルビデッリ(-205ポイント)、6位ベッツェッキ(-214ポイント)
★トップ10はドゥカティ4名、ヤマハ3名、ホンダ1名、KTM1名、アプリリア1名。
★ルーキー陣は5位アルデゲル。オグラ転倒リタイア。チャントラ欠場。
★ドゥカティ
首位マルク・マルケス(ドゥカティファクトリー)。全周回で首位を固持。最終ラップはかなり減速していた。同GPは全クラスで12勝目。最高峰クラス69勝目で同記録では2位に昇格(※首位はロッシ89勝)。モトGP参戦200回目。
チームメイトのフランチェスコ・バニャイアは3位(VR46ライダーズアカデミー)。+7.080。グリッド10位ながら、ドライコンディションでは割に楽に走れた。
2位アレックス・マルケス(ドゥカティグレジーニ)。+6.380。モトGP参戦100回目。オランダGP決勝で左手の第二中手骨を複雑骨折し、手術を受けたばかり。
チームメイトのフェルミン・アルデゲルは5位(昨年はモト2総合5位)。
※ファビオ・ディ・ジャンナントニオ(ドゥカティVR46)はリタイア。第2ラップから2位を固持していたが、第18ラップの第1コーナーで転倒。
チームメイトのフランコ・モルビデッリは土曜スプリントで負傷し、棄権。
★ヤマハ
4位ファビオ・クアルタラロー(ヤマハファクトリー)。首位と18.738秒差だったが、スプリント3位/決勝4位で良い週末となった。
チームメイトのアレックス・リンスは10位。
8位ジャック・ミラー(ヤマハプラマック、昨年はKTM機)。
チームメイトのミゲル・オリヴェイラはリタイア(昨年はアプリリア機)。第4ラップで転倒。
★ホンダ
6位ルーカ・マリーニ(ホンダファクトリー、VR46ライダーズアカデミー、ロッシ異父弟)。今回、療養から復帰。
チームメイトのジョアン・ミールはリタイア。第22ラップの第1コーナーでオグラ転倒に巻き込まれた。
※ヨハン・ザルコ(ホンダLCR)は第18ラップで転倒リタイア。
チームメイトのソムキャット・チャントラはトレーニング中に負傷し、欠場。次のチェコGPはナカガミテストライダーが代役参戦。
★KTM
7位ブラッド・ビンダー(KTMファクトリー)。
チームメイトのペドロ・アコスタはリタイア(昨年はモトGPルーキー・オブ・ジイ・ヤー)。第4ラップで転倒。
※マーヴェリック・ヴィニャーレス(KTMテック3)は予選2でハイサイド転倒し、棄権。
チームメイトのエネア・バスティアニーニは虫垂炎で欠場。
★アプリリア
9位ラウル・フェルナンデス(アプリリアTrackhouse)。
チームメイトのアイ・オグラはリタイア(昨年はモト2総合首位)。第22ラップの第1コーナーで転倒。
※マルコ・ベッツェッキ(アプリリアファクトリー)は位走行中にリタイア。第3ラップから3位を固持し、第18ラップより2位に就いていたが第21ラップの第1コーナーでで転倒。
チームメイトのロレンツォ・サヴァドーリ(テストライダー)は2回転倒。第22ラップの第1コーナーでの転倒でリタイアした。ホルヘ・マルティン代役(※チェコGPで復帰の予定)。
『2025 ドイツGP モトGP 決勝リザルト』
『2025 ドイツGP モトGP 総合順位』
(Photo:Motogp.com)
サバイバルレースになりましたね
ドライ走行が少なかったのもあるけど、ラップ数が多いのも原因では?ハイローラーサーキットだけあってタフなコースだしねぇ
独走過ぎて殆ど映らず空気のようなマルケスだけど、69勝はヴァレの89勝も射程圏に入ってきた?
記録狙いならDUCATI以外の選択はないだろうけど
下手すれば今年残り全勝なら来季で抜ける…マルケス恐るべし
ヴァレx VR46は刺客としてアコスタ獲得に動くか
怪我明けのアレックス、ルーカはよく頑張りました
サバァドーリ2度目の転倒時は直前に転倒してたところに突っ込まないように自らバイク抱えて防いでたようにみえました
あそこに突っ込んでたと想像したらゾッとする
サバイバルレースで生き残った者が本物のライダーだ!
頑張れアイ・オグラ!負けるなアイ・オグラ!
5人欠場、7人クラッシュ、フィニッシュした10人の内2人は骨折明け…改めて危険なスポーツだと思った。
マルク強すぎ問題。
シーズン前半でチャンピオン争いにケリを付けたも同然の状態まで行くとは・・・