
『マルケス:兄マルクを同じ武器で倒した選手はいない』
★7月13日(日)、ドイツGPのモトGPクラスでアレックス・マルケス(ドゥカティグレジーニ)が、決勝2位だった。現在、総合2位(−83ポイント)。
★前回のオランダGP決勝で左手の第二中手骨を複雑骨折し、手術を受けたばかりだった。
★決勝後、アレックス選手が次のように話した。
【手術したてのリザルトとしては最高なのでは…?】
「予想外の出来でした…優勝に匹敵しますね。大満足ですよ…今日は重要なレースだったんで。
ドライコンディションだったおかげで、色々と楽になりました…昨日はウェットで大変で、ミスや転倒をしないよう頑張ってたんです。
前回のアッセンがあんな風になってしまったから、また2位を取れて大きな自信になりました…今回の20ポイントは素晴らしいですよ。次のブルノが楽しみです。」
【前半セクターで転倒が多発していたが…】
「今日の第1コーナーは難しかったんですよ…大変なコンディションでしたからね。追い風にもなってたし。
転倒しないってことが今日も重要でした…そのせいもあって、スムーズな操縦ができなかったんですけどね。
他の選手らが転倒してたんで、ペッコ(バニャイア)のことだけを気にするようにしてました…接近してきてるって分かってたんで。本当に今回の2位は優勝に匹敵しますよ。」
【転倒多発の中、手術したてだと言うのに表彰台を獲得し…】
「多分、ベッツェッキについては、転倒する前に誰かに抜かれてた可能性があると思うけど…とにかく、今回は表彰台に上がれるなんて思ってませんでした。
できるだけポイントロスを抑えようと思って現地入りしたんで…兄マルクに対してもそうだけど、ペッコもアッセンでけっこう復活してきてたじゃないですか。
とにかく、実にポジティブな週末になりました。」
【手術したてと言うのは、けっこう影響した?】
「痛みもそうなんですが、左折コーナーだらけと言うのもリスクでしたねぇ…終盤ラップでは腕がちょっと痺れたような感じで…マシン操縦のサポートになってくれず、スムーズに走れなかったんです。
明日から少し休めるんで…ちょっとだけなんで大差ないだろうけど、でも、休みは休みですからね。チェコGPでは、もっとスイスイ走れると良いんですが。」
【兄マルク選手はドゥカティ最新機に上手く適応しているが…ライディングスタイルが変わったの?】
「今までずっとアグレッシブなスタイルだったけど、ホンダ機の場合はちょっとそう言う乗り方をする必要があったんですよ。
でも、ドゥカティ機は反対で…(マシンに)寄り添うように、一緒にダンスでも踊るような感じで乗らなければならないんです。去年、僕は2023年機で苦戦してしまい…(2023年機の選手は)全員苦戦してたじゃないですか。
今年、兄は最新機で大きく引き離してるでしょ…なぜなら、マルク・マルケスだからですよ。それ以上、特に付け加えることはないですね。」
【シーズン中盤で総合2位に就いているが…後半の作戦は?】
「前半は兄を追いかけていたんですが、そう言う選手は他にもいますからね。今後は兄のペースに喰い付きながら、手を回復させ、速い走りを維持すること、そして、他の選手より速く走ることが重要でしょうね。
総合2位ってだけじゃなく、とにかく、首位は『モトGPクラス6回タイトル獲得のマルク・マルケス』なんですから…同じ武器で兄に勝った選手は皆無なんですからね。」
(参照サイト:『Gpone』)
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自分がなるんだよ!!!
複雑骨折手術から僅か2週間で復帰して
2位なんだから素晴らしい。
今回の様なサバイバルレースでバニャイアを
寄せ付けず2位獲得出来たのは立派です。
兄ケスは別格なんで来年迄は、こんな感じが
続くのでは?
レギュレーションが変わる2027年に速い
ホンダ・ヤマハが帰って来たら面白くなる。
それ迄は兄ケス天下が続きそうですな。