
『2025 オーストリアGP モト3 FP1リザルト&トピックス』
★8月15日(金)、オーストリアGP モト3クラスのFP1が行われた。
★トップ10はドゥカティ4名、アプリリア2名、ホンダ1名、ヤマハ1名、KTM2名。
★ルーキー陣は15位アルデゲル、19位オグラ。チャントラ欠場。
★ドゥカティ
首位マルク・マルケス(ドゥカティファクトリー)。フロントタイヤを交換して、1分29秒376を記録。同トラックでの優勝経験はない。
チームメイトのフランチェスコ・バニャイアは2位(VR46ライダーズアカデミー)。-0.310。1組のタイヤを最後まで使用。同トラックでは2022年から3連勝しているが、木曜会見で本人が「ここでの過去レースをビデオで観たが、今の僕はまるで別人のようだ」と言っていた。
4位アレックス・マルケス(ドゥカティグレジーニ)。チェコGPで処罰を受け、日曜決勝はLLP実施。
チームメイトのフェルミン・アルデゲルは15位(昨年はモト2総合5位)。
5位フランコ・モルビデッリ(ドゥカティVR46、VR46ライダーズアカデミー)。前GPは肩負傷により欠場し、今回復帰。
チームメイトのファビオ・ディ・ジャンナントニオは13位。
★アプリリア
3位マルコ・ベッツェッキ(アプリリアファクトリー、昨年はドゥカティ機、VR46ライダーズアカデミー)。序盤、第4コーナーでコースアウト。終盤、新ミディアムタイヤに履き替えて自己ベストを記録。
チームメイトのホルヘ・マルティンは8位(昨年はドゥカティ機)。リアを新ソフトタイヤに履き替えて、自己ベストを記録。同セッションでソフトタイヤを使用したのは同選手のみ。明らかに、マシンを止めるのに苦労している。
17位ラウル・フェルナンデス(アプリリアTrackhouse)。エアロダイナミクスの新パッケージを試用。
チームメイトのアイ・オグラは19位(昨年はモト2総合首位)。エアロダイナミクスの新パッケージを試用。
★ホンダ
6位ジョアン・ミール(ホンダファクトリー)。ユーズドタイヤで自己ベストを記録。
チームメイトのルーカ・マリーニは11位(VR46ライダーズアカデミー、ロッシ異父弟)。
16位ヨハン・ザルコ(ホンダLCR)。
チームメイトのソムキャット・チャントラは欠場(昨年はモト2総合12位)。今回、代役はなし。次のハンガリーGPは代わりにアレイシ・エスパルガロ(テストライダー)が参戦。
★ヤマハ
7位ファビオ・クアルタラロー(ヤマハファクトリー)。同トラックはヤマハ機向きではないが、今回の同選手の走りは悪くない。
チームメイトのアレックス・リンスは12位。
18位ジャック・ミラー(ヤマハプラマック、昨年はKTM機)。
チームメイトのミゲル・オリヴェイラは21位(昨年はアプリリア機)。最下位。
★KTM
9位ペドロ・アコスタ(KTMファクトリー、昨年はモトGPルーキー・オブ・ジイ・ヤー)。
チームメイトのブラッド・ビンダーは14位。2021年の同GPで優勝。
10位エネア・バスティアニーニ(KTMテック3、昨年はドゥカティ機)。チェコGPで一歩前進し、今回も好調。
チームメイトのマーヴェリック・ヴィニャーレスは20位(昨年はアプリリア機)。前GPは肩負傷により欠場し、今回復帰。全治4ヶ月のケガだったので、まだ痛みがある。
『2025 オーストリアGP モト3 FP1リザルト』
(Photo:Motogp.com)