
『2025 オーストリアGP モトGP 予選リザルト』
★8月16日(土)、オーストリアGP モトGPクラスの予選が行われた。
★雲が出てきているので、午後は雨が降るかもしれない。
★トップ12はアプリリア2名、ドゥカティ5名、KTM3名、ホンダ2名。
★ルーキー陣は6位アルデゲル、19位オグラ。チャントラ欠場。
★アプリリア
首位マルコ・ベッツェッキ(アプリリアファクトリー、昨年はドゥカティ機、VR46ライダーズアカデミー)。1.28.060を記録。キャリア5回目のPP。前回のPPは2023年インドGP。予選1を2位で通過。同トラックはアプリリア機向けではない。現地入りしている師匠ロッシからアドバイスを受け、深夜作業の成果。バニャイア選手のスリップストリームも活用。ただしドゥカティ勢やアコスタレベルのペースは出せてない。
チームメイトのホルヘ・マルティンは14位(昨年はドゥカティ機)。まだ回復途上にある。
9位ラウル・フェルナンデス(アプリリアTrackhouse)。終盤の第3コーナーでスリップ転倒。
チームメイトのアイ・オグラは19位(昨年はモト2総合首位)。
★ドゥカティ
2位アレックス・マルケス(ドゥカティグレジーニ)。-0.016。本人によれば、2種類のタイヤを使用したがフル活用できなかったが、今週末はフロント問題が軽減していると。ユーズドタイヤのリズムは良好。チェコGPで処罰を受け、日曜決勝はLLP実施。
チームメイトのフェルミン・アルデゲルは6位(昨年はモト2総合5位)。1回目出走の最後はガス欠となり、スクーター全力疾走でピットボックスへ帰還。
3位フランチェスコ・バニャイア(ドゥカティファクトリー、VR46ライダーズアカデミー)。今週末はレースも好調そう。
チームメイトのマルク・マルケスは4位。2回目タイムアタックでスリップ転倒、ケガなし。ペースは最速。金曜セッションは常に首位だった。
8位フランコ・モルビデッリ(ドゥカティVR46、VR46ライダーズアカデミー)。前GPは肩負傷により欠場し、今回復帰。
チームメイトのファビオ・ディ・ジャンナントニオは15位。
★KTM
5位エネア・バスティアニーニ(KTMテック3、昨年はドゥカティ機)。予選1を首位で通過。マシンがどんどん乗りやすくなっていて、予選後会見も昨日よりリラックスしているようだった。
チームメイトのマーヴェリック・ヴィニャーレスは21位(昨年はアプリリア機)。最下位。ドクターストップがかかったため、残りセッションは全て棄権。前GPは肩負傷により欠場し、今回復帰。全治4ヶ月のケガだったので、まだ痛みがある。
7位ペドロ・アコスタ(KTMファクトリー、昨年はモトGPルーキー・オブ・ジイ・ヤー)。1回目走行の中盤でマシンが停止し、全速力でマシンを押してピットボックス帰還。
チームメイトのブラッド・ビンダーは11位。
★ホンダ
10位ジョアン・ミール(ホンダファクトリー)。
チームメイトのルーカ・マリーニは13位(VR46ライダーズアカデミー、ロッシ異父弟)。
12位ヨハン・ザルコ(ホンダLCR)。第4コーナーでスリップ転倒。午前FP2も第7コーナーで転倒。
チームメイトのソムキャット・チャントラは欠場(昨年はモト2総合12位)。今回、代役はなし。次のハンガリーGPは代わりにアレイシ・エスパルガロ(テストライダー)が参戦。
★ヤマハ
16位ファビオ・クアルタラロー(ヤマハファクトリー)。
チームメイトのアレックス・リンスは17位。
18位ミゲル・オリヴェイラ(ヤマハプラマック、昨年はアプリリア機)。
チームメイトのジャック・ミラーは20位(昨年はKTM機)。
※今回はヤマハ機が大苦戦。
『2025 オーストリアGP モトGP 予選2リザルト』
『2025 オーストリアGP モトGP 予選1リザルト』
(Photo:Motogp.com)