
『オリヴェイラ放出決定:ヤマハの対応はアンフェアだと思う…?』
★9月5〜7日、バルセロナGPがカタローニャ・サーキットで行われる。
★9月4日、ヤマハプラマックはジャック・ミラーと1年契約を更改したことを公表した(2026年)。
★チームメイトのミゲル・オリヴェイラは2026年末の契約だったが、今年末に放出となる。
★9月4日、オリヴェイラ選手が木曜会見で次のように話した。
【つまり、失業してしまった…ってことになる?】
「まぁ、まだ正式にそう言うことにはならないでしょうけどね。
もちろん、ヤマハにしても、こう言う決断をしなければならなかったってことは分かっていたんで…僕も、こう言う可能性があることは分かってましたから…ドッキリって感じではないです。
このプロジェクトがスタートした時、僕の契約は『1年契約+1年更改オプション』だったんで…1年目のリザルトが重視されるってことも覚悟してました。
こう言う移り変わりの時期に、ヤマハがプロジェクトのサポートになるようにと、プライベーターにベテラン選手を2名入れたわけで…まぁ、決定的な出来事が2つあったと言えるでしょうね。
1つは僕のケガです。プラマックの選手が1名決定した辺りで(※ラズガットリオグル)、僕はケガをしてしまったんで。」
(※もう1つの理由は、ここ最近のヤマハ機の不調の模様。)
【ラズガットリオグル加入が決まった時、チームメイトは自分だと思った…?】
「その時点で、僕は不利だと思ってました…ケガから復帰したてだったし、序盤レースは厳しい結果になってたんで。
プレッシャーを負うのは問題ないけど、この手のプレッシャーって…ちょっと荷が重すぎるでしょ。
(ヤマハ側が)フェアじゃなかったってことじゃないですよ…どう定義付けするかは、僕の仕事じゃないんで。まぁ、こうなってしまったって話ですよ。」
【この数ヶ月、どんな心境だったの?】
「決定までにこれほど時間がかかったんで、まぁ、余計に不安な感じはありましたね。しかも、記者の皆さんがそれぞれの任務を果たすわけで…どうなるかを、毎回訊かれまくりましたからね。
レースウィークの度に、その手の質問に対応しなければならないと覚悟し…時には、気が重いこともあり…楽ではないわけだから。
最終決定も遅かったんですよ…ハンガリーGPの後ぐらいかな。賛同できないこともあるわけで…当然、僕にとってはベストじゃないわけだから。でも、とにかく、こう言うことです…それだけですよ。」
【2026年は…どうするの?】
「いくつか門戸が開かれてるようなんで…今のところ、何も決めてませんけどね。アドバイスも色々と聞きたいですしね!
僕の気持ちは、こっちのパドックに寄ってますけどね…例えば、テストライダーとか。どこかのメーカーと一緒にマシン開発するのって…刺激的だと思うんですよ。
でも、レース参戦って言う気持ちもあります。」
【貴方に対し、ヤマハの対応は悪かったと思う?】
「対応の善し悪しを判断するのは、僕がすべきことではないんで…最終的に、これって熱意があってこその仕事ですからね。モトGPクラスで、このマシンに乗るのを子供の頃から夢見てきたわけですから。
でも、やっぱり仕事は仕事だから…どんな仕事だってボスがいて、決定はボスがするわけでしょ。
まぁ、驚きはしましたけどね…チームや日本のエンジニア陣と常に話をし、僕のフィードバックや仕事ぶりに満足してくれてるようだったんで。
僕にとって、良い方向に話は進むかもって思い始めてはいたんですが…でも、決めるのはボスだから。単純に、ボスが違うって思ったってことです。」
(参照サイト:『Gpone』)
(Photo:Instagram)
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