MotoGP

バスティアニーニ『(ドゥカティ機と比べると)今はブレーキングの戦闘力が上がった感じ!』

『バスティアニーニ:(ドゥカティ機と比べると)今はブレーキングの戦闘力が上がった感じ!』

★9月5〜7日、バルセロナGPが行われ、モトGPクラスのエネア・バスティアニーニ(KTMテック3)が予選9位、スプリント5位、決勝3位だった。現在、総合12位(−403ポイント)。

★KTM機で初の決勝表彰台。

★決勝後、バスティアニーニ選手がイタリア『SKY』で次のように話した。

【最後の決勝表彰台は、2024年11月3日のマレーシアGP決勝だった…】
「308日間は長いですよねぇ…また表彰台に上がれて、本当に良かったです。
難しいレースでした…序盤はひたすらマネージメントに務め、トップ3になんとか喰い付いて行こうと頑張ってました。
ペドロ(アコスタ)が前の選手に引き離されてるようだったんで、抜くことにして…その後、マルケス兄弟に追いつけるかと思ったんですが…終盤、2人がリズムを変えるもんだから…。
ザワッとした瞬間が2回あったんで、結局、表彰台に上がるだけで良しとしました。」

【KTM機に適応できたのでは…?】
「長い道のりでしたよねぇ…シーズン序盤は本当に難しくって、家でもサーキットでも大変でした。
解決の糸口が見つからず、ここまでになるのにかなり努力したんですよ。でも、うちは良い仕事ができたでしょう…マシンに上手く適応できたんだから。
スムーズに乗れると、今日みたいにタイヤ温存のためのマージンもちょっと維持できるようになるんですよ。」

【終盤、マルケス兄弟のドゥカティ機に追いつけなかった理由は…?】
「2人の後ろにいた時は、できるだけタイヤを温存するようにしてたんです…アクセル操作も超ソフトにして、マシンを真っ直ぐに戻すまではフルアクセルにしないようにしてました。
ところが、レース後半に2人がステップアップしたもんだから…もう追いつけなくなってしまったんです。高速セクションで2人に喰い付いていこうと思ったら、フルアクセルで走らなければならず…。
多分、喰い付いていくのに必死になってたから、レース中盤でタイヤをオーバーヒートさせてしまったのかも…。
うちはブレーキングと低速コーナーが超速だったんですが、大曲コーナーがイマイチだったんですよ。」

【KTM機の良い所はどこ?】
「いくつかあるんですが…1つはブレーキングですね。ブレーキングは本当に感動的なんで。
去年のテストの時から分かってたんですが、わりと最近まで自分のプラスにできずにいたんですよ。
僕が不安定な状態だったんで、エンジンブレーキ戦略をけっこう変えて、あと慣性の方もちょっと…そうしたら、マシンの挙動が変わったんです。
去年乗ってたマシンと比べると(ドゥカティ機)、ブレーキングの戦闘力が上がった感じなんですよ。」

(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram

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