
『A.フェルナンデス:ヤマハV4機の長所は?レース本番はどうなりそう?』
★9月12日(金)、サンマリノGPのモトGPクラスでアウグスト・フェルナンデス(ヤマハファクトリー、テストライダー)が、午前セッション(FP1)21位、午後セッション(PR)19位だった。
★今回、アウグストテストライダーはヤマハV4エンジン機を初の実戦参戦させている。
なお、アンドレア・ドヴィツィオーゾ(テストライダー兼ライダーコンサルタント)も、ピットボックス入りしている。
★アウグストテストライダーは午前セッションの1回目出走で7周回こなし、2回目出走では電制システムに少し問題が発生したため、ラスト22分と言うところでマシンを途中停車させた。
数分後、セカンドマシンで再出走し、13周回目に21位タイムを記録した(1:32.537)。
★午後セッションはトラブルもなく周回を重ね、全20周回中18周回目に19位タイムを記録した(1:31.678)。従来機で12位ファビオ・クアルタラローと0.588秒差、16位ジャック・ミラーと0.178秒差である。
セッション終盤は転倒が多発し、イエローフラッグが出ていた。フェルナンデステストライダーも転倒したため、タイムを削ることができなかった。
★同V4エンジン機は、先日、ヤマハ正規選手らも走行テストを行っていた(クアルタラロー/リンス、ミラー)。
9月15日のミザノ公式テストでも、再テストが行われる予定。
★金曜セッション終了後、アウグストテストライダーが次のように話した。
【V4機の長所は?】
「ブレーキングですね…こっちのマシンだと上手く止められるんですよ。特にリアのコントロールが良く、それって従来機にちょっと欠けてる点ですから…グリップレベルも、グリップのコントロールレベルにおいてもね。
(V4機は)大きく改善されていて、すごく乗り心地が良いんですよ。」
【土日に向けては?】
「トップスピードがいまいちだってことは分かってますからね…エンジンパワーの向上が少しづつだってことは周知の事実なんで。
序盤ラップで高い戦闘力を出すのは無理でしょう…たとえ速く走れても、オーバーテイクは無理なんだし。ミザノの場合は特にね。
リザルト的には、ちょっとイマイチだろうけど…でも、重要なのはフィーリングが良いかどうかですから。好フィーリングを維持していけるかどうか…もしくは改善できるかどうか…ですね。」
(参照サイト:『Gpone』)
(参照サイト:『Corse di moto』)
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram)
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ゼッケンをもっと大きくした方が見た目カッコいいよ。
今度は雨降らないといいね。