
『ベッツェッキ、ホーム表彰台に大感激!:いつもは針のむしろだから…』
★9月12〜14日、サンマリノGPが行われ、モトGPクラスのマルコ・ベッツェッキ(アプリリアファクトリー)が予選首位、スプリント首位、決勝2位だった。現在、総合4位(−283ポイント)。
★決勝後、ベッツェッキ選手が次のように話した。
【今回の決勝については?】
「大満足でしたね。パフォーマンスもかなり良くって…うちは伸びてきてますよ。
FPセッションと比べ、レース本番は常に苦戦気味なんだけど…そのおかげで、伸びてもいけるはずだから。
とにかく、大満足ですよ…物凄いレースだったんでね。限界ギリギリの27周回でした…転倒しそうにもなったけど、とにかく走りやすくって…楽しむこともできました。」
【今回はホームレースで、サーキットも自宅から近く…】
「ホームレースでこう言う状況になると…気持ち的に少し距離をおいて、あまりとらわれず、ちょっとフラットな姿勢でいないとね。まぁ、結局はいつものレースみたいに挑んでは行くんだけど。
いつも通り、レース映像は見返すつもりです…まぁ、いつも通り、悪態尽きまくりで観るんだろうけど(笑)。いつも、そんな感じになっちゃうんで。」
【マルク・マルケスの走りはどうだった?】
「第3セクターは僕の方が速かったけど、マシンが暴れまくってたんですよ。第2セクターはマルケスの方が速く、全体的に彼はタイヤがタレ始めると戦闘力が上がってくるって感じでした。
今週末、うちは本当に速かったんですよ…ドゥカティ機と競り合っていけてたじゃないですか。ドゥカティ機と戦えるってことは、なかなか良い仕事をしたってことですからね。
ただ、長距離レースの方はもう少し何か足りないんですよねぇ…まだまだ作業を続けていかないと。でも、他メーカー機のレベルに追いつくまでは、あまり意識しすぎないようにしないとね。」
【現在、総合3位のバニャイア選手とは8ポイント差だが…】
「そう言うことは意識してないです…正直な話、あまり興味もないんで。まだレースもけっこう残ってるんだし。
今、うちは良い感じだけど、落ちる時はアッと言う間なんだから…最大限集中していかないとね。」
【今回の表彰台は格別だった?】
「ミザノで、ホームの観客の前で表彰台に上がるって言うのは…もう、なんて表現すれば良いんだか…感動しましたよ。
僕の場合、そうそうあることじゃないですからね…あと、今のモトGPでは、常に針のむしろに座ってるようなもんなんだし。
優勝できなかったって言うのに、皆、あんなに盛り上がってくれて…ああ言うのは、何物にも代えがたいですよねぇ。最高でした。」
(参照サイト:『Motosprint』)