
『マルティン:決勝LLP処罰を説明』
★9月12〜14日、サンマリノGPが行われ、モトGPクラスのホルヘ・マルティン(アプリリアファクトリー)が予選11位、スプリント8位、決勝13位だった。現在、総合20位(−478ポイント)。
★決勝はフォーメーションラップの最中にエンジンが停止したため、マシンをマーシャルに預け、スクーターでピットボックスに戻った。
セカンドマシンに乗り換えたが、既にピットレーンが閉鎖され、グリッドに付くことができず、ウォーミングアップラップはピットレーンからスタートした。
その後、スタートグリッドに付くことはできたが、レギュレーションによりロングラップペナルティ(LLP)2回が科せられた。
★決勝後、マルティン選手が西サイト『Motosan.es』で次のように話した。
【スタート前、いったい何が起きたの?】
「普通に走ってただけなのに、突然、マシンが止まってしまい…再始動しようとしたけど無理だってことに気づいて…。
マーシャルがピットボックスまで(スクーターで)乗せて行ってくれたんだけど、なかなか才能のある人で…凄いスピードでしたよ。
その後、自分の足で走らなければならず…まだ、あまり走れないんだけど…とにかく、なんとかスタートには間に合いました。」
【レースの最中は…?】
「ああ言う状況を乗り切るのって、けっこう大変なんだけど…でも、自分の対応には満足してます。ピットボックスでも集中しまくってたし、あんなことになっても良いレースができるって思ってたし。
LLP2回科せられちゃったけど、全力で頑張ろうって思ってたから。でも、2回とも実行した後は、タイヤがけっこう汚れてしまって…レースリズムを取り戻すのに3〜4周かかってしまったんですよ。」
【レース自体は、どんな感じだった?】
「半分ポジティブってとこですね…改善すべき点が分かったんで。
僕の場合、いくつかのコーナーでマシンをもっと安定させ、もっと機敏に動くようにする必要があるんですよ…けっこう重く感じられたんで。
決勝27周回については、体力的には全然大丈夫でした。あと10周あったら、何かできるかも…なんて思ったぐらいなんで。」
【月曜テストに向けては?】
「かなり重要ですね…(アプリリアでの)初公式テストなんで、色々と試したり実験したりして、どのぐらいセッティングやシートポジションを改良できるか確認できるでしょ。
マルコ(ベッツェッキ)に近づいていかないとね。」
【現在、アプリリアのNo.1はベッツェッキ選手の方のようで…】
「二通りの見方ができるでしょうね…『チームメイトに負けてる』とも言えるし、『うちのマシンはきちんと機能している』とも言えるんだから。
マルコは上手く走らせる方法を探り当てたってことで…それは僕だって可能だろうから。焦ってはいません…自分のやってることに自信があるし、前進して行けることも分かってるんで。」
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram)