
『ヴィニャーレス『KTM移籍を決めたのは、アプリリアがマルティンを取ったから?』
★9月12〜14日、サンマリノGPが行われ、モトGPクラスのマーヴェリック・ヴィニャーレス(KTMテック3)が予選17位、スプリント15位、決勝はリタイアした。現在、総合15位(−440ポイント)。
★9月15日(月)、ミザノ公式テストではセッション総合13位だった。
★最近、ヴィニャーレス選手が伊サイト『Moto.it』のロングインタビューで次のように話した。
[ 前編はこちら ]
【2024年シーズン序盤に連勝したものの、アプリリアとの契約更改はなかなか思い通りに進まず…そのうえ、マルティン選手のアプリリア加入でやる気が失せてしまった?】
「やる気は常にありましたよ…マッシモ(リヴォラ、アプリリアレーシングCEO)や他の幹部陣、メカニック陣とも超良好関係だったし。
皆、アプリリアをできるだけ高いレベルに引き上げようって…前進していくモチベーションも高かったし、アレイシとの関係も常に緊密だったし。
だから、2024年に僕がKTM移籍を決め、マルティンのアプリリア加入が決まった時は、モチベーションとか気の緩みとかの問題じゃなく…どちらかって言うと、技術面の方だったんですよ。
あくまでも僕個人の考えなんですが、適切じゃなかったのは他の何物でもなく、まさにマシンの方だったんです…とにかく、僕らは皆、全力で頑張ってたんだから。」
【日本/イタリア/オーストリアチームを渡り歩き…何か違いを感じた?】
「太陽と一緒で…こっちが昼なら、あっちは夜なわけで。まぁ、本当に違うもんですよねぇ。
日本チームには独自のルールがあって…プレッシャーをかけすぎないよう注意する必要があるんですよ。日本人はまず、物事をきちんと理解する必要があるんです。
例えば、ハンドルをもう少し閉じ気味にしたいって言ったとしたら…日本チームの場合は、まず話し合わなければならないんです。一方、ヨーロッパチームだと、すぐにやってくれるんですよ。
もちろん、良い面もあれば、悪い面もあるわけで…日本チームは一つの道を進み続けて行くことができるだろうし、ヨーロッパチームの方はあっちこっちに進むことが可能でしょうね。
まぁ、ここ最近はヨーロッパチームが大きく引き離してきてますけどね。」
[ 後編に続く ]
(参照サイト:『Moto.it』)
(Photo:Instagram)
まぁ、饒舌な・・
なるほど。それは理解出来ますなぁ。