
『2025 日本GP モトGP 予選リザルト&トピックス』
★9月27日(土)、日本GP モトGPクラスの予選が行われた。
★トップ12内はドゥカティ5名、ホンダ3名、KTM1名、ヤマハ1名、アプリリア2名。
★ルーキー陣は13位オグラ、15位アルデゲル、22位チャントラ。
★ドゥカティ
首位フランチェスコ・バニャイア(ドゥカティファクトリー、VR46ライダーズアカデミー)。1分42秒911でコースレコード更新(※43秒を切った初選手となった)。今年2回目のPP獲得。タルドッツィ談「ペッコが復活した!」。本人談「こうして、また操縦できるようになって…ブルノの時はちょっとたまたまって感じだったけど(※予選で兄マルケス選手が転倒した)、今日は限界ギリギリの走りを…ハードブレーキングをしてる手応えがありました。良いもんですね。ミザノテストのおかげで理解を深められ、ハードブレーキング重視のトラックでPPが取れました。また、バルセロナみたいな週末になりかねなかったから…」。
チームメイトのマルク・マルケスは3位。FP2ではスリップ転倒。本人談「ペッコのPPは当然のことですからね…良かったですよ。僕はペッコやジョアンとは目的が違うんで…あの2人はレース優勝だし、うちはタイトル獲得の方だから」。
6位フランコ・モルビデッリ(ドゥカティVR46、VR46ライダーズアカデミー)。予選1を首位で通過。
チームメイトのファビオ・ディ・ジャンナントニオは12位。
8位アレックス・マルケス(ドゥカティグレジーニ)。予選1を2位で通過。金曜セッションから不調。
チームメイトのフェルミン・アルデゲルは15位(昨年はモト2総合5位)。好調そうだったが、2回目出走の序盤に第5コーナーでスリップ転倒。
★ホンダ
2位ジョアン・ミール(ホンダファクトリー)。+0.092秒。スズキ時代以来、久しぶりの予選好リザルト。本人談「嬉しいですよ…この何年か、日本人サイドが素晴らしい仕事をしてくれて…彼らにも自分自身にも満足してます。僕らは優位な状況で…ペッコはペース的にトップだろうし、うちは優勝争いが出来るペースではないけど表彰台に迫って行けるでしょう」。
チームメイトのルーカ・マリーニは7位(VR46ライダーズアカデミー、ロッシ異父弟)。
テストライダーのタカアキ・ナカガミは10位。
11位ヨハン・ザルコ(ホンダLCR)。
チームメイトのソムキャット・チャントラは22位(昨年はモト2総合12位)。
★KTM
4位ペドロ・アコスタ(KTMファクトリー、昨年はモトGPルーキー・オブ・ジイ・ヤー)。+0.158秒。序盤、配線トラブルでピットボックス待機。
チームメイトのブラッド・ビンダーは18位。第12コーナーで激しいスリップ転倒。
21位エネア・バスティアニーニ(KTMテック3、昨年はドゥカティ機)。
チームメイトのマーヴェリック・ヴィニャーレスは23位(昨年はアプリリア機)。最下位。
※ヤマハ勢の中ではクアルタラロー選手だけが違いを見せている。
★ヤマハ
5位ファビオ・クアルタラロー(ヤマハファクトリー)。第10コーナーで転倒。
チームメイトのアレックス・リンスは19位。第10コーナーで転倒。
14位ジャック・ミラー(ヤマハプラマック、昨年はKTM機)。
チームメイトのミゲル・オリヴェイラは16位(昨年はアプリリア機)。
※KTM勢の中ではアコスタ選手だけが違いを見せている。
★アプリリア
9位マルコ・ベッツェッキ(アプリリアファクトリー、昨年はドゥカティ機、VR46ライダーズアカデミー)。
チームメイトのホルヘ・マルティンは17位(昨年はドゥカティ機)。
10位ラウル・フェルナンデス(アプリリアTrackhouse)。
チームメイトのアイ・オグラは13位(昨年はモト2総合首位)。FP2では2位だったが、予選1の終盤で高速で第3セクターを抜けた後、リンス転倒によるイエローフラッグに遮られてしまった。
『2025 日本GP モトGP 予選2リザルト』
『2025 日本GP モトGP 予選1リザルト』
(Photo:Motogp.com)