MotoGP

タルドッツィ親心『バニャイア優勝も、マルクのタイトル獲得に引けは取らない!』

『タルドッツィ親心:バニャイア優勝も、マルクのタイトル獲得に引けは取らない!』

★9月26〜28日、日本GPが行われ、モトGPクラスのマルク・マルケス(ドゥカティファクトリー)が予選3位、スプリント2位、決勝2位だった。

★今シーズンここまで苦戦し続けてきたチームメイトのフランチェスコ・バニャイアは、予選/スプリント/決勝すべて首位だった。

★両選手の快挙を祝い、ドゥカティは自社ミュージアムを無料で一般開放することを決めた。

★決勝後、ドゥカティのダヴィデ・タルドッツィ(チームマネージャー)が、イタリア『SKY』で次のように話した。

【決勝1〜2位を独占し、マルケス選手がタイトル獲得も決め…】
「完璧な一日でしたね…ペッコ(バニャイア)の優勝も、マルクのタイトル獲得に引けを取りませんよ。
超速・最強の新生ペッコ誕生は、この数ヶ月、懸命に作業を進めてきたスタッフだけじゃなく、ドゥカティ全体にとっての喜びだろうからね。」

【マルケス選手のタイトル獲得については?】
「もちろん…今年、マルクは圧勝し、タイトルに相応しい走りをしてましたからね。ただ、(マルケスとバニャイアの)どちらが上か下かって話じゃないから。
ペッコの優勝は、うちにとってはタイトル獲得に匹敵するんでね。まぁ、確かに時間はかかり過ぎたけどねぇ…ペッコはずっと正しいことを言ってたわけで…あいにく、我々が遅すぎたんですよ。
きちんと理解もしていたし、信頼もしていた…まぁ、君達にも『もうちょっとなんだ』って言っては、飽き飽きさせてたんだろうが…とにかく、やり遂げましたよ。」

★その後、タルドッツィマネージャーがイタリア『SKY』で、次のように付け加えた。

【マルケス選手のお祝いTシャツに書かれている、『More than a number(記録以上の意味がある)』と言うのは…?】
「マルクは今回のタイトルを取るのに、この5年間ずっと苦労してきたんだからねぇ…そう言う意味ですよ。」

【バニャイア選手の戦闘力を取り戻すため、どのように取り組んできたの?】
「うちには他メーカーのように、コンセッション(優遇措置)がないんでね…時間がかかるテストに関しては、月曜テストの8時間が必要だったんですよ。」

【マルケス選手のタイトル獲得については?】
「一番新しいタイトルってとこだね…次のを待ちつつね。」

【来年、マルケス選手はゼッケン『1』を付けると思う?】
「マルクは『93』に愛着があるようだから、そっちを使うんじゃないんですか…そりゃあ、うちとしてはゼッケン『1』を付けてくれたら嬉しいけどねぇ。」

(参照サイト:『Moto.it』)

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POSTED COMMENT

  1. テック21 より:

    タルドッツィさん、以前から熱くて優しい人だと思っていましたが、このコメントは素晴らしい。マルクをしっかり称える中で、ペッコへの最大の称賛、中でも「ペッコはずっと正しいことを言ってたわけで…あいにく、我々が遅すぎたんですよ」は、たまらないコメントだ。 この人とジジさんのコンビでドゥカティはここまで強くなったんだと思う。 煙が出た時のタルドッツィさんとジジさんの心配そうな顔に心を動かされた。

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