
『アルデゲル:ベッツェッキが追いかけてくるって覚悟してたのに…今日は来なかった』
★10月3〜5日、インドネシアGPが行われ、モトGPクラスのフェルミン・アルデゲル(ドゥカティグレジーニ)が予選2位、スプリント2位、決勝首位だった。現在、総合8位(−364ポイント)。
★土曜スプリントでは第1ラップから首位を固持し続けたが、最終ラップでマルコ・ベッツェッキに抜かれてしまった。
★決勝後、アルデゲル選手がスペイン『DAZN』で次のように話した。
【決勝序盤は競り合いを乗り切り、第8ラップから首位を守りきった…】
「まさに僕の好きなパターンですね。モト2時代はとにかく前に出て行って、先行機がいない状態でプッシュするのが好きだったんですよ。
序盤、僕の方がマリーニより余力があったけど、抜けそうな地点が見つからなくって。その後、マリーニもアコスタも抜くことができたけど…いきなり序盤でミスったりしないよう、あまりリスクを負わないように気をつけてました。
それが上手くいったんで、すぐに30秒代前半でプッシュし始めたんです。まったく、物凄いレースでしたよねぇ。」
【首位に立ってからも、上手くコントロールできてたようで…】
「楽ではなかったですけどね…とにかく、信じられないぐらい長く感じられたんで。でも、最初っから良い感じだったんですよ。
まぁ、ベッツェッキが追いついてくるだろうって覚悟はしてたんですけどね…何が起きてたのか知らなかったんで。
土曜スプリントでは、後ろから近づいてきてるぞって(ピットボードに)出てたんだけど、今日はチームに『後続とのタイム差だけで良い…それが誰かは教えないで』って言っておいたんです。
首位に立ったら、自分のレースを走りたいって思ってたんで…実際、そうなってくれました。あんな物凄いリズムで走れるなんて、思ってもいなかったんですよねぇ。
高い戦闘力は出せると思ってたけど、タイヤをミディアムにするかどうかで迷ってたもんだから。とにかく、焦らず、ミスもせずに走りきれました。」
★ルーキーが決勝優勝するのは4年ぶりで、前回は2021年スティリアGP(オーストリア)のホルヘ・マルティン(ドゥカティプラマック)。
★最高峰クラス優勝最年少記録は首位マルク・マルケス(2013年アメリカズGP、20才63日)、2位アルデゲル選手(20歳183日)となった。
★グレジーニチームは2022年にドゥカティと組んで以来、全選手がレース優勝している(バスティアニーニ、ディ・ジャンナントニオ、兄マルケス、弟マルケス、アルデゲル)。
(参照サイト:『Gpone』)
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram)
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