MotoGP

舌戦マリーニ対フェルナンデス:どちらがミスをしてしまったのか?

『舌戦マリーニ対フェルナンデス:どちらがミスをしてしまったのか?』

★10月3〜5日、インドネシアGPが行われ、モトGPクラスのルーカ・マリーニ(ホンダファクトリー)が予選6位、スプリント13位(6位ゴールながら、タイヤ圧ペナルティで降格)、決勝5位だった。現在、総合13位(−437ポイント)。

ラウル・フェルナンデス(アプリリアTrackhouse)が予選3位、スプリント3位、決勝6位だった。現在、総合12位(−433ポイント)。

★決勝後、マリーニ選手が西サイト『Motosan.es』で次のように話した。

【今回の決勝については?】
「けっこう速い走りをしてました。ペドロ(アコスタ)の後ろにいた時はフロントタイヤの空気圧をコントロールしつつ、彼を抜いて自分のリズムで走ろうと思ってたんですが…
ラウル・フェルナンデスにコースから押し出され、皆に抜かれてしまい…それ以降は地獄でしたね。けっこう暑かったんで、ペドロの後ろにいた時からタイヤ圧が高かったのに…今度は目の前に数人いるわけだから、もう何も機能しませんでした。諸々が複雑になってしまって…。
どうやって操縦したら、またスピードを上げられるかを考えながら走って…再度プッシュしてみたら、5位まで追い上げることができたんです。」

【フェルナンデス選手に接触されなければ、表彰台に上がれていた…】
「残念ですよ。あの時、ラウルはあまり賢い動きをしてなかったと思うんですよね。フェルミン(アルデゲル)とベッツェッキが最速で、次に速いのは僕と彼だったんだから…僕にしろ彼にしろ、楽に表彰台に上がれてたはずなんですよ。
ホンダ全体にとっても良いことだし、アプリリアだってそうでしょ。あれはミスをしてしまったんでしょうねぇ。まぁ、いいですよ…このまま成長して行けるかどうかが重要なんだから。」

★決勝後、フェルナンデス選手が西サイト『Motosan.es』で次のように話した。

【マリーニ選手と接触していたが…】
「あれはルーカのミスだったと思うんですよね…こっちは上手く抜いたのに、むこうが抜き返そうとしてマシンをイン側に向けてしまったんだから。
こっちは方向転換の途中だったもんだから接触してしまい、僕は順位を2つ落としました。あれがあが決め手になってしまったと思うんですよ。
あの時、ルーカは抜き返そうとかラインを変えようとかしないで、黙って抜かせてくれてれば…僕の後ろに留まってられたのに。
こっちはペドロのことも抜けたと思うんですよ…自分のリズムで走れてたら、少なくとも仕掛けることはできたでしょう。でも、あの辺りから表彰台争いが始まって、競り合い合戦になってしまったんです。
僕としては、2人ともそこに加わるチャンスを逃してしまったと思うんですよねぇ。」

(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram

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