MotoGP

リンス『僕を信じてくれなくなった大勢の人達に、実力を証明できた!』

『リンス:僕を信じてくれなくなった大勢の人達に、実力を証明できた!』』

★10月3〜5日、インドネシアGPが行われ、モトGPクラスのアレックス・リンス(ヤマハファクトリー)が予選4位、スプリント12位、決勝10位だった。現在、総合19位(−494ポイント)。

★決勝レース中盤、リンス選手が3位に躍り出た際、プレスルームでは大歓声が上がった。
その後、第19ラップでペドロ・アコスタを抜いて2位に就いたが、前後輪ともソフトを履いていたため、路面50度の中、最後まで順位を死守することは叶わなかった。

★決勝後、リンス選手が次のように話した。

【今回の決勝では2位まで浮上し…】
「物凄かったですねぇ…レースがこんなに楽しかったのは久しぶりですよ。
結局、ソフトタイヤを選択したんですが…まぁ、逝っちゃうだろうと覚悟はしてました。ソフトの長所短所を検討した上で、今回はグリッド4位スタートだったから、序盤を楽しもうと…タイヤが保つ限り、楽しむことにしたんです。
ただ、思いのほか保ってくれたんですよ…僕も上手くコントロールできてはいたけど。まぁ、これ以上のことは望めないでしょ(笑)。」

【今週末については?】
「すごく良かったです…一瞬、表彰台もありかな〜なんて思ったけど、ただ、(上位)集団が大人数だったから。
2位になった時、もうちょっとプッシュしてみたんですよ…ペドロが苦戦してるようだったし、こっちは第2セクターでタイムをけっこう稼げてたんで。でも、その後、タイヤが『もう限界』って言い出して…。
今、やれることをやったって感じですかねぇ。」

【ミディアムタイヤにしておけば…】
「いや、それは無理でしたね。スタートで順位を大きく落としてしまってたでしょう…他に選択肢はなかったんですよ。
大体の場合、上位より下位集団の方が難しい瞬間が多いんです。とにかく、久しぶりの上位集団戦だったけど、後方戦がどれだけ難しいか身にしみました。」

【全27周中23周目で、タイヤが逝ってしまった…】
「第16コーナーでちょっと膨らんだら、2〜3人に抜かれてしまって…その後、フロントのコントロールができなくなって、また2人に抜かれ…その辺りで終了って感じでした。」

【しかし、苦戦が長く続いているから、こう言うレースはモチベーションが上がるのでは?】
「そうなんですよ。僕もチームも、ずっと僕の力を信じてきたんで…信じてくれなくなった人達だって、大勢いましたからね。
今回、そう言う人達は間違ってたってことを証明できました。」

(参照サイト:『Msn』)
(Photo:Instagram

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