『クアルタラロー:こんなレースになるなんて…僕は全く速くなかった…』
★10月17〜19日、オーストラリアGPが行われ、モトGPクラスのファビオ・クアルタラロー(ヤマハファクトリー)が予選首位、スプリント7位、決勝11位った。現在、総合9位(−379ポイント)。
★今回は金曜セッションから好調で、かなり期待されていたが…結局、スプリントも決勝も思うように活躍できなかった。
★決勝後、クアルタラロー選手が次のように話した。
【今回の決勝については…?】
「こんな風になってしまうとは思ってませんでした…本当に変なんですよ。
ペースも良かったのに、一体どうして感触があんなに変わってしまったのか…。リズムを刻むことさえできませんでした。
午前ウォームアップはけっこう調子良かったのに、一体どうして…とにかく、マシンをきちんと止め、スピードを上げることが出来なかったんです。
今は、なによりも原因を理解しないと…あと、次のマレーシアに向けて気持ちを切り替えないとね。」
【まったく原因が分からない…?】
「レースウィークの3日間で、こんな風になったことってないんですよ。今回は金曜の午前セッションでリアにミディアムを履いた時でさえ、競争力は高かったのに。
今日は良い感触なんて、どこにも感じられなかったんです。」
【強風のせいとか…?】
「午前セッションはぎりぎりの感じだったけど、午後は問題なかったです。」
【次のセパンに向けては?】
「あそこは好きなコースだけど、今は自分自身に集中し、今回のことを上手く切り替えていかないと…。
もちろん、常にモチベーションは高いですよ…速い走りをすることを重視してるんで。
でも、こう言うレースの後はねぇ…気持ちを高めていくのが難しくって。家に帰りたいって…気持ちを鎮めて冷静に物事を見たいって思ってしまうんです。
ここから最終戦までしっかり修行して、できるだけ有終の美を飾れるようにしないとね。」
(参照サイト:『Gpone』)
(Photo:Instagram)
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一昨年は予選は遅いけどレースタイムはトップグループ並み
昨年はどっちも遅く
今年は予選は速くなったがタイヤマネジメントがデリケートに
来年はVになるからどうなるんでしょうなあ
誰もいない綺麗なラインを通れれば速いんですよね
でもレースは他のライダーと一緒だからそれができない
さらにトップを目指す走りをするとブレーキをかなり無理する必要もあるんで、あっという間にタイヤが終わってしまいズルズルととんでもなく落ちたり転倒したりする
ただもしかするとトップを狙わない走りであればタイヤを後半まで持たすことができて、タイヤが厳しくなった他のライダーとも勝負できて5位や6位とかいけるのかもしれない
これはktmなんかも同じような感じな気がする
エンジンパワー特性の問題かメカニカルグリップの問題か電子制御の問題かは判りませんが加速力で見劣りするので折角予選上位からいいスタート切っても1コーナー迄に集団に飲み込まれてしまいその後はバトルになるとコーナリング前半でどんなに頑張っても立ち上がりで抜ききれずに結局下がって行く。
そんなパターンが多い印象ですね、単走でレコードライン走れる予選は速いのですが…。
V4化で荷重配分がよりミシュラン向きになれば改善する余地はある筈です
ただ27年からのピレリでどうなるかは判りませんね(これは他社も同じですが)
なんか最近ってファビオだけじゃなくてこの手の問題が頻発してない?
ペッコやアコスタなんかも似たようなこと言ってるから、タイヤの問題か、エアロが神経質なのか電子制御なのかわからんけど、昔に比べてマシンが複雑過ぎて誰も100%理解できてないんじゃないか・・・