『アレックス・マルケス提案:ドゥカティよ、兄マルクの代わりに僕が最新機テストをする』
★10月24〜26日、マレーシアGPが行われ、モトGPクラスのアレックス・マルケス(ドゥカティグレジーニ)が予選2位、スプリント2位、決勝首位だった。
★10月25日、スプリントでの成績により、今シーズンの総合2位が確定した(−132ポイント)。
チームメイトのフェルミン・アルデゲルも、今年のルーキー・オブ・ザ・イヤー獲得が確定した。
★26日の決勝後、アレックス選手がスペイン『DAZN』で次のように話した。
【土曜スプリントでは慎重なアプローチだったが、決勝はスタートがけっこうアグレッシブだった…】
「スプリントでのミスは、まさにそこだったんですよ…ミスを恐れるあまり、思い切って飛び出して行けなかったんです。でも、今日は考えがはっきりしていて…攻めの走りが必要だったんですよ。
第4コーナーが今回の得意ポイントだったんで、そこで攻めに出てました…第3コーナーから良い走りができてたもんですから。序盤3周はタイヤをフル稼働させ、その後、温存するようにしてました。
今日は全面的にコントロール勝負って感じで…うちは完璧でしたね。」
【金曜セッションはいまいちだったが…】
「一応、それなりに考えがあって始めたものの、それがすぐに変更になってしまい…どう対応して行けば良いのか分からなくなってしまったんです。
金曜は2回転倒し、しかも、ミスも1つ犯してしまって…期待が大きすぎたんですよ。今週末は超ハッピーなはずだって思ってたのに、最初から苦戦してしまったら…流れを変えるのは難しいものでしょ。
まぁ、なんとかなりましたけどね。」
【ドゥカティは残りGPで最新機用のテストもする予定だったのに、兄マルク選手の完全欠場により作業に支障が出てしまった…】
「(開発向けのテスト作業をする気持ちがあると)ドゥカティ側には、もう伝えておきました。
僕の場合、今シーズンの成績は確定しているので、もし僕が試せるような物があるなら作業しますと…来年に向け、重要なことですからね。
まぁ、どうなることか…一応、(レースを)楽しみたいって気持ちもあるんで。あと2GPあるけど、どちらも好きなコースなんですよねぇ。」
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram)





