『クアルタラロ13位:何が悪かったのか…いまだに分からない』
★11月7日(金)、ポルトガルGPのモトGPクラスでファビオ・クアルタラロー(ヤマハファクトリー)が、午前セッション(FP1)11位、午後セッション(PR)13位だった。
★ヤマハは4選手とも予選2へ進出できなかった。
★金曜セッション後、クアルタラロー選手が独サイト『Speedweek.com』に次のように話した。
【貴方は当コースで2021/2022年にレース優勝しているが…】
「今回、こんなにネガティブなスタートになるとは思ってませんでした…うちの場合、タイムアタックよりレース距離の方が大変だって言うのに。
とにかく、せめて金曜セッションはもっと上手くいくはずなのに…いったい何が悪かったのか、いまだに分からないんです。」
【操縦してる時は何が問題なの?】
「ブレーキングやコーナー進入、立ち上がりも大問題ですね。グリップ不足で、マシンが不安定な感じなんです。予想以上に苦戦してしまって…ポジティブ面を見つけるのも難しいです。
うちの問題はリアのグリップ不足なんですよ…アクセルを開くと、すぐにリアタイヤがスリップする感じで…トラクションがないんです。ブレーキングでは、リアタイヤと路面の接地感が落ちてしまうし…。」
★11月6日、木曜会見でクアルタラロー選手は次のようにも言っていた。
「(ヤマハの)エンジニア陣は2026年機の方に集中してる感じなんですよ…残念ながら、現行機の改善作業は最低限なんですよね。
なにかきちんとした理由があるのならば良いんだけど…2026年は戦闘機の高いマシンに乗れる…とかね。今、分かってることは…V4機だってことぐらいなんで。」
★なお、11月18日のヴァレンシアテストでは、ヤマハ選手4名ともV4機テストが実施される。
★現在、パドック内からは、『2027年に向け、クアルタラローはアプリリア移籍を考えているのでは…?』と言った推測も出ている。
(参照サイト:『Corse di moto』)
(参照サイト:『Motosprint』)
(Photo:Instagram)





