MotoGP

リンス『V4機は全体的にいい感触で…ブレーキングがかなり良くなった』

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『リンス:V4機は全体的にいい感触で…ブレーキングがかなり良くなった』

★11月14〜16日、ヴァレンシアGPが行われ、モトGPクラスのアレックス・リンス(ヤマハファクトリー)が予選19位、スプリント15位、決勝14位だった。総合19位(−477ポイント)。

★11月18日(火)のヴァレンシア公式テストは19位だった。

★2026年よりヤマハは4選手全員をV4機で参戦させる。
なお、ヤマハは11が19日(水)もヴァレンシアでプライベートテストを行う予定。

★18日のテスト後、リンス選手が次のように話した。

【V4機テストではタイムアタックより、ペース面や情報収集に集中していたようだが…】
「柔らかめタイヤは使わなかったんで…多分、使わなかったのって僕ぐらいじゃないのかなぁ。
でも、うちは明日もテストがあるんで、頑張って作業していきますよ。」

【9月のミザノテストで乗った時と比べると…?】
「ちょっと良くなってましたね…重要な点はそのままだけど、でも、ミザノの時よりは良くなってるって感じです。前回はギアボックスがちょっと大変だったけど、ここのトラックだと上手く機能してました。
路面コンディションのせいで走り込めなかったけど、終盤の何周かは感触的にOKでしたよ。けっこう色々なタイプのに乗って…スイングアームのピボットの高さが違うとか、マシンの長さが違うとかね。
もう1日テストできるけど、ソフトタイヤでタイムアタックするより、ペースやベースセッティングに集中して行きますよ。全体的に僕はけっこう良い感じなんで、明日に向け、出だし良好ですね。」

【全体的に並列4気筒機より良くなった感じ?】
「ブレーキングはそうですね…並列4気筒の時より、かなり良くなってます。スピード面はもうちょいかなぁ…でも、普通ですよ。
明日の目標は、トラクションをどうにかすることですね…ちょっと苦戦気味なんで。
並列4気筒の時よりマシンが暴れないし、振動も少ないんで起こしやすくはなったけど…今度はトラクションが得られなくなってしまって。」

【ホイールスピンがあるかどうかにも依る?】
「そうですね。僕の場合だと、部分的に電制システムが影響し…部分的にセッティングに依ります。
とにかく、スピードに関しては、セパンテストで改良マテリアルが投入されたら改善されるそうなんで…僕がどうにかしたいのはトラクションの方です。」

【V4機のことを気に入ってるようで…】
「並列4気筒の問題点は、前輪でしかマシンを止められなかったことなんですよ。
でも、V4機だと前後輪で止められるんで、ブレーキをかけた瞬間、ちょっとだけマシンがドリフトするんです…それがけっこうな助けになってくれるんですよねぇ。
まだデータの比較検証はしてないけど、僕はけっこう良い感じですよ。」

【エンジンブレーキは…?】
「悪くなかったです。けっこう驚いたんですよね…並列4気筒の時よりブレーキングの感触がグッと良くなったんで。
エンジンブレーキのお陰もあるんだけど。ただ、今日はその辺の作業をじっくりしてる暇がなかったんで…。」

(参照サイト:『Gpone』)
(Photo:Instagram

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