Screenshot『ペルナット考察:2027年もマルク・マルケスがドゥカティから参戦するとは限らない…』
★11月20日、元敏腕マネージャーのカルロ・ペルナット(※肺気腫を患い、ほぼ引退状態)が、伊サイトの電話インタビューで次のように話した。
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【ドゥカティには、チャンピオンライダー1名を確保しておかなければならない危険がある…と言うのは、どう言う意味?】
「つまり、2027年もマルク・マルケスがドゥカティから参戦するとは限らないって意味だよ。
マルク・マルケスの魂には『HONDA』って文字が刻み込まれているんだし、アルベルト・プーチ(ホンダ・チームマネージャー)はマルク奪還の為なら何でもするだろうからね。
ホンダ機が技術的にもう少し成長して行ったら、日本の方からそれなりのオファーが出されるんじゃないの…どこかの小国の国家予算に匹敵するような額がね。
マルクの方はマシンの戦闘力が保証されてるなら、二つ返事でOKってもんだろう。
しかもだ…モトGPの新オーナーこと『Liberty Media』様は、この手のストーリーに目がないってんだからね。
実は想像するだけで、ニヤついてしまうようなことがあるんだが…聞きたいかい?」
【はい…】
「2027年にホンダファクトリーのピットボックスで、マルク・マルケスとヴァレンティーノ・ロッシの弟が一緒に居るって考えてみなさいよ。
ルーカ・マリーニってのは、超破格ライダーとは言えないが…ホンダにとっては、ぴったりの人材だろ。だから、契約更改の際、ホンダもあっさり『じゃあ、さようなら』なんて言えないと思うんだよ。
しかも、『Liberty Media』様としては、各メーカーに1人ずつチャンピオンライダーを配置したいんだから…ホンダにも誰か1人移るはずなんだ。」
【ファビオ・クアルタラローかペドロ・アコスタでも良いのでは…?】
「ホンダはマルク奪還のチャンスがちょっとでもあるなら動くだろうね…他の選手を目を向けるとしたら、そのチャンスがない場合に限りだよ。
ちなみにクアルタラローに関しては、残念ながら、『ヤマハで囚われの身になってる』って感じがするんだよねぇ。
たしかに、本人は『マシンの戦闘力が上がらないようなら、他に目を向ける』なんて言ってるが…どこに目を向けるってんだい?
2027年に向けてモトGPマネージャー陣の携帯は、もう随分前から鳴りまくってるはずなんだから。
例えば、ペドロ・アコスタなんか、ドゥカティに片足突っ込んでるようなもんだろ…多分、まっ黄色のドゥカティにね。」
【アレックス・マルケスについては…?】
「アコスタがKTMから本当に出ちまったら…しかも、KTMが(経済)問題をちゃんと解決できたなら、アレックス・マルケスに目をつけると思うがねぇ。
あと、エネア・バスティアニーニのことも忘れちゃいけない…キャリアの重要な時期で不運に見舞われてしまったが、あの若造はね…トップライダーと呼ばれている選手らと比べても、まったく引けは取らない逸材なんだから。」
[ 完 ]
(参照サイト:『Mowmag.com』)
(Photo:Instagram)




