Screenshot『マルケス:右肩は順調、医師陣も回復具合に満足してる』
★2025年のモトGPシーズンでマルク・マルケス(32才、ドゥカティファクトリー)は、ラスト5GPを残した日本GPでタイトル獲得を決めた。
最終的な表彰台回数は決勝15回・スプリント16回、そのうち優勝回数は決勝11回・スプリント12回で、計545ポイントを獲得した。
土日ダブル優勝は10回で、そのうち7回は連続記録を達成させた。あいにく、インドネシアGP決勝で負傷し、ラスト4GPを欠場してしまったが、もし参戦していたら更に記録を伸ばしていただろう。
★先日、マルク選手がモトGP公式サイトで次のように話した。
【今シーズンについては?】
「今年は本当に色々なものと戦ってきました。でも、一番は自分との戦いでしたね…本当に、それが最大の戦いだったんで。
また勝てるようになろうと、多くのことを変えてきたんです…だから、僕にとって、今回はタイトル獲得以上の意味があるんですよ。」
【10月初めのインドネシアGP決勝で右肩を負傷し、最近、ギブスが外れたようだが…】
「順調なんで喜んでます。医師陣も回復具合に満足しているようだし…そこが一番重要ですからね。
今回のケガは2020年のケガに何の影響も及ぼしてないし、これから冬季オフシーズンだから、それも治療の助けになってるんですよ。じっくり辛抱しつつ、治療計画を立てていけますからね。
とは言え、(ケガの治療に)丁度いい時期とは言えないんだけど…パーティーシーズンですからねぇ。でも、タイトル獲得は確定してたから…その点は影響なかったですね。」
【今年は予選でもリスクを犯さず、これまでとは違うマルク・マルケスだったような…】
「そうですね…今は新たなマルクなんで。だからと言って、これまでよりも良くなったわけじゃなく…以前のマルクだって、勝利ライダーでしたからね。
それぞれ異なるマルク・マルケスで…強みが違うだけなんですよ。腕も別物だし、身体コンディションも別物…メンタルも別物だから。
どんどん自分の方から合わせて行かないとねぇ…いつまでも2013年の時のような操縦はできないんだし。」
【今年、一番重要だったGPはどれなの?】
「(4月初めの)カタールです。その前のオースティンで、けっこうなミスをしてしまったんで…自分の操縦には不向きなカタールで、土日ダブル優勝できたのは大きかったんですよ。
あの時、今年は主役になれるかもしれないって思いましたね。」
[ 中編に続く ]
(参照サイト:『Motosprint』)
(Photo:Instagram)





