MotoGP

マルク・マルケス『2026年はモトGPに昇格して以来、一番難しい契約交渉になるだろう』

『マルケス:2026年はモトGPに昇格して以来、一番難しい契約交渉になるだろう』

★2025年のモトGPシーズンでマルク・マルケス(32才、ドゥカティファクトリー)は、ラスト5GPを残した日本GPでタイトル獲得を決めた。
表彰台回数は決勝15回・スプリント16回、そのうち優勝回数は決勝11回・スプリント12回で、計545ポイントを獲得した。
土日ダブル優勝は10回で、そのうち7回は連続記録を達成させた。あいにく、インドネシアGP決勝で負傷し、ラスト4GPを欠場してしまったが、もし参戦していたら更に記録を伸ばしていただろう。

★先日、マルク選手がモトGP公式サイトで次のように話した。

後編はこちら

【最高峰クラスでは7回目、世界選手権キャリアでは9回目のタイトル獲得となり…】
「ドゥカティと『ビッグボス(ジジ・ダッリーニャを指す)』に感謝しないと…全実力を証明する機会を与えてもらいましたからね。
しかも、ファクトリーチームに昇格させると言う…彼らにとっては難しい決断をしてまで、僕のことを信じてくれたんだから。」

【何が、大きな違いを生み出していたのだと思う?】
「ダッリーニャのメンタリティですね…最高なんですよ。チーム内をベストな形で、きちんとまとめてくれるんです。
例えば、苦手コースの時に僕が『今回はク○ッたれかも…』って言ったりしたら、『君はク○ッたれなことにはならないよ…多少の浮き沈みはあっても、ク○ッたれにはならないから』って言ってくれて…。
こう言うのって、本当に助かるんですよねぇ。選手である前に生身の人間なわけだから…苦手コースの時だってドゥカティのファクトリー選手ともなれば、優勝を目指さなければならないプレッシャーがあるんですからね。」

【ドゥカティ側は、『マルクには、うちでキャリアを終えて欲しい』と公言しているが…】
「2026年はトラックの中でも外でも、興味深いことが起きるんじゃないんですか…特に外の方でね。モトGPに昇格して以来、一番難しい契約交渉になるだろうから。
レギュレーションがこれほど大きく変わるなんて、初めてのことでしょ。タイヤのサプライヤー変更はあったけど、それほど大きくは変わらなかったし。
自分に最適なプロジェクトはどれか…自分向きのマシンはどれかを見極めるのは、至難の業でしょう。第六感を働かせないとね。
現役を続けるのならば、このまま勝ち続け、タイトル獲得が可能じゃないとね。それが最終目標なんだし、プレッシャーを背負う覚悟はできてますよ。」

[ 完 ]

(参照サイト:『Motosprint』)

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