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アレックス・マルケス、今後のマーケティング戦略は…?

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『アレックス・マルケス、今後のマーケティング戦略は…?』

アレックス・マルケス(29才)は2013年にモト3フル参戦を始め、翌2014年に同タイトルを獲得した。
2015年にモト2昇格し、2019年に同タイトルを獲得、翌2020年にホンダファクトリーから兄マルク選手のチームメイトとしてモトGPデビューを果たした。
2023年にドゥカティグレジーニに移籍し、2024年には兄マルク選手とタイトル争いの末、総合2位を獲得した。
2026年はドゥカティ最新機が提供されることとなっている。

★先日、アレックス選手が独サイト『Speedweek.com』で次のように話した。

【ドゥカティ機に乗り換える前年は、ホンダ機で総合17位だったが…】
「あの頃は、マシンに乗ってると自分が馬鹿みたいな感じで…正直な話、『モトGP機は僕向きじゃない』って思ってました。
なんとか速く走ろうと、あらゆることを試してみたけど…その度にどんどん遅くなっていくんですよ。」

【去年はドゥカティ2023年機で、総合8位となり…】
「あのマシンで違いを生み出せたのは、兄のマルクだけでしたからねぇ。」

【今年、総合2位となり…貴方の状況はけっこう変わった?】
「『Vertical(マルケス兄弟が運営しているマネージメント会社)』には、(社会に与える)影響力を測定してくれる機関があるんですよ。
3ヶ月毎に結果が出るんで、うちはそれをスポンサー陣に送ってるんですが…去年、『Alpinestars』のバリューは約3億ユーロ(約547億円)だったけど、今年は150万ユーロ(約2億7千万円)でねぇ。
まぁ、バブルみたいな感じですよ…トップに立てばバブルは膨らみ、世間からも『君は最高だ、凄いよ』なんて言われて…でも、バブルが弾けた途端、過去の人になってしまうんだから。
僕は、よくこう言ってるんですよ…『トップに立つのは簡単だけど、それを守り続けるのは超難関だ』って。」

★マルケス兄弟のマネージャーを務めるハイメ・マルティネスが、次のように話した。

「アレックスに関しては、現在、ベストな状態ですね。
マーケティング戦略も、好リザルトがでないことには役に立たないが…最高リザルトが出てくれると、ポテンシャルは強大ですからね。
うちの計画は明白で…2026年はこのポテンシャルを、確固としたものにする必要があるんです。つまり、2025年だけが特別だったんだろうと思われないように、トップライダーの座を守らなければならないんですよ。
そうしたら、次は主要ブランドとコラボし、将来を見据えて取り組んでいきますよ。とにかく、好リザルトを取っていれば、話はスイスイ進みますからね!」

(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram

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