Screenshot『チェッキネッロ:』
★先日、ホンダLCRのルーチョ・チェッキネッロ(チームマネージャー)が、空港での乗り継ぎの合間に伊サイトに次のように話した。
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【2026年にホンダ機でモトGPデビューするディオゴ・モレイラは、早く成長していけるタイプ?】
「ディオゴのプレジェクトは、なかなか興味深いですよ…とにかく若いし(21才)、なんて言ったって3才からオートバイに乗ってるんでね(笑)!
小さい時、父親にモトクロスに乗せられたそうで…ディオゴの凄いところは、どんなタイプのオートバイに乗っても速いってことなんですよ。
フリアー(マルク・マルケスの父親)なんか、『モトクロスなら、うちの息子より速いぞ』って言ってましたからね(笑)。
スーパーモト世界選手権に一度出た時は2位の選手を大差で引き離して優勝し、『ランチ(ロッシ私設コース)』のフラットトラックでは上位に入り、モト3クラスで1勝、モト2クラスではタイトルを取ったんですからね。
モトGPで活躍できる条件は揃ってるでしょ…もちろん、きちんと学習期間は設けるつもりですけどね。」
【しかし、1000cc機・下降デバイス・ミシュランタイヤを使用する最後のシーズンにデビューするなんて…2027年まで待った方が良いのでは?】
「確かに他の選手らはそうしたマシンに乗り慣れているし、来年デビューと言うことは下降デバイスの使用も学ばねばならず…けっこう厄介でしょうね。
ただ、1000cc機もミシュランも問題にはならないと思うんですよ…むしろ、下降デバイスのテクニックを学び、どれぐらいフロントを信頼すべきかを学べるんじゃないんですか。
昨今のモトGP機はエアロダイナミクスのおかげで安定感と負荷が増し、物理的な限界点が想像を超えてるんです…それを理解するには、かなり頭を使わなければならないんだから。
まぁ、(2027年は)850cc機になってエアロダイナミクスが縮小し、下降デバイスがなくなるんだから…普通に考えれば、初心者には楽でしょうけどね。」
【本人とも話してみた?】
「ディオゴのマネージャーには、『もう1年、モト2クラスに参戦することも考えてるの?』と訊いてみました。
そうしたら、『モト2タイトルを逃した場合は、それも有りだろうと考えたが…とにかく、チャンスが来たら乗らないとね』って言われましたよ。
前に進むのみって感じで…おそらく、ホンダファミリーに迎えられたことを喜んでるんじゃないんですか。多分、ディオゴはきちんと頑張れば、ホンダと共に二輪レース史を書き換えられると思いますね。」
[ 完 ]
(参照サイト:『Gpone』)
(Photo:Instagram)
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