Screenshot『ピッロ説明:2025年機について、兄マルケスによるマシン開発、バニャイア苦戦』
★先日、ドゥカティのミケーレ・ピッロ(テストライダー)が、『Fanpage』で次のように話した。
【今シーズンはドゥカティの2025年機と2024年機の違いについて、かなり話題にされていたが…】
「特に違いはないんですが、2024年機は既に昨シーズン使われていたもので…それと比べると2025年機の方は、選手が使うか使わないかを選択できるようなものが付いていたんですよ。
ただ、マシンのベース自体はかなり酷似してますけどね。」
【2025年機についてはバニャイア&ディ・ジャンナントニオ両選手が、常にフロントエンドへの不満を訴えていたが…】
「けっこう主観的な問題で…限界ギリギリの走りをしている時は、特にそうですね。
今年は他メーカーがドゥカティに迫ってきてたうえに、選手も2人減って6人体制になったじゃないですか。そのため、どうしても問題がいくつか浮上してきてしまって…。
とは言え、ほとんどのレースでドゥカティ機が優勝しましたからね。もちろん、バニャイアは少し期待外れな結果になってしまったけど…それでも、No.1マシンはやはりドゥカティでしょ。」
【マルク・マルケス加入により、マシン開発作業の進め方に変化はあった?】
「ないですし、マルクの指示に従うことにリスクもないですよ…ベースはいつも通りなんで。個人のライディングスタイルに合わせられる部分なんて、せいぜい5%程度ですからね。
ドゥカティは、この4年間、3名の選手がタイイトルを取ってるわけで…それに、勝つためにドゥカティがマルクを必要としてたわけじゃない…むしろ、その反対ですから。」
【では、バニャイア苦戦については…?】
「結果が示すとおり、ドゥカティ機は勝てるマシンです。ただ、残念ながら、努力や作業を選手が最大限に活かしきれないシーズンと言うのはあるもんなんですよ。
大切なのは先に目を向けることですよね…どんなミスをしたのか、それをどう解決すれば良いのかを探っていくことですよ。」
(参照サイト:『Motosprint』)
(Photo:Instagram)





