『マルケス:2017年のドヴィのようにやろうと思ったら…』
★8月11日(日)、ブルノGP決勝戦でマルク・マルケス(ホンダファクトリー)が2位だった。
★11戦中10回表彰台獲得。オースティン戦の転倒リタイヤ以外は2位が最低リザルト。
★マルケス選手のコメント。
「一番のミスはタイヤ選択ですね。ミディアムにしたんですが、終盤ラップでは十分なグリップがなく、ドヴィが優勝することとなってしまいました。
最終ラップへはトップで入って行きました。後ろについていたら攻めに出ることはできないと分かっていたので、守りの走りをしようと思ったんです。
最終コーナーで攻められると思っていたけど、どうディフェンスしていいのか…インとアウトのどちらを走ればいいのか分かりませんでした。それで、強いブレーキングをかけ、2017年にまさにドヴィがやったように抜き返して行こうと思ったんです。ところが、その瞬間、ドヴィと接触してフロントブレーキのプロテクトが弾け飛んでしまい…転倒するかと思いましたよ。
ドヴィが本当に上手かったと言うしかないですね。」
【オーストリアで2位は好リザルトだし、ポイント争いでも支障はなかった…】
「そうなんですよ。満足してます。総合順位ではドヴィを58ポイント引き離してますからね。今年のチャンピオンシップは楽勝だろうなんて言ったことはないんですが、でも、自分がかなり強いと言う自覚はあります。苦戦しても首位と1秒差だし、オースティン転倒を除けば2位が最低リザルトなんですから。
このまま頑張って、タイトル争いを確実にしていかなければ。今後、ドヴィとドゥカティ機の得意トラックが巡ってきますからね。」
【ドゥカティエンジンとのギャップは少なくなってきているようだが…】
「ホンダのエンジンは、けっこうドゥカティのに似てきてるんですよ。ただ、むこうのタイヤの方が上手く機能してましたね。うちはけっこう滑ってたから。
レース中盤でドヴィの後ろに付いた時、プラスアルファの力があるようにと思ったんです。終盤、こっちは落ちていくだろうと思い、どうなるものかと前に出てみたんですよ。チャンスはほんの僅かでしたけどね。
僕は限界ギリギリで、目標はできるだけ少人数のグループで走ることだったんですが、ドヴィの方は僕を引き離す気だったようですね。」
Marquez: "Se vinco il campionato nessuno si ricorderà che ho perso qui": "Mi aspettavo l'attacco all'ultima curva, ma non sapevo come difendermi ed ho rischiato di cadere quando Dovi mi ha toccato. Il più grande errore? La scelta della gomma" https://t.co/CHgH6OTv85 pic.twitter.com/gAwJiiNXUR
— gpone.com (@gponedotcom) August 11, 2019
(参照サイト google 翻訳:『Gpone』)
マルケス選手の強さの秘密はチーフメカニックが個性的だからって話は有料閲覧『note』で!!
なんかパーツ飛んでったのは右ブレーキレバーのガードだったのか…
もしガードなかったらフロントロックして事故になってたのかと思うと、やっぱガードの有効性って高いんだなって感じ…
ここは、より後半厳しくなるけど、あの状況でタイムアップする?今回のようなハンデ?無いとマルクには勝てないよう。
本当は中盤でもっと後続を引き離せてたのに、
わざと最後にバトルに持ち込んでいる様に見えるんですよ。
ひねくれた私には・・・
いやいや、マルケスはタイヤが終わってたという事なんでしょうが、
どんなに苦戦してるように見えても
実はマルケスが余裕をもってレースを操作して遊んでる感じがするのです。
ここまで破格のライダーはそうそう出てこないでしょうね。
こうなってくると、個人的にはマルケスが他社マシンでも速く走れるのかだけが知りたいだけですね。
申し訳ないですが、ホンダ/マルケスの組み合わせに少々飽きてきました。