『ホルヘ・ロレンソ引退会見その1』
★11月14日(木)、ヴァレンシアGPにてホルヘ・ロレンソ(ホンダファクトリー)が15時(現地時間)より特別会見の開催を通達した。
なお、同会見にはカルメロ・エスペレータ氏(ドルナ代表)も同席した。
14時56分
会見会場にはジャーナリストだけではなくライダーらが大勢集まって来ている。
14時57分
エスペレータ氏がひな壇に到着し、ロレンソ選手を待っている。
各チームマネージャー、ライダーらが続々と集まっており、記者席1列目にはマルク・マルケスが着席。
15時00分
ロレンソ選手がひな壇に着席し、会見開始。穏やかな雰囲気で、同席しているエスペレータ氏と談笑などしている。
15時02分
ロレンソ選手のコメント開始。
「皆さん、今日はお集まりいただき有難うございます。こうして大勢の方々を前にできたこと、本当に重要に感じています。
僕はずっと思ってきました…『レーサーのキャリアには非常に重要な日が4回ある』と。
まず、世界選手権にデビューした日です。それからレースで初優勝を勝ち取った日。そして、初めてタイトルを獲得した日。最後は引退を発表する日であり…僕にとっては今日がその日となりました。
今回が僕にとって最後のモトGPレースとなることを、今日ここでお伝えします。」
15時04分
会場から大きな拍手が響く。
15時10分
ロレンソコメント。
「すべては僕が2才の時に始まりました。そこから30年以上、このスポーツにすべてを捧げてきたのです。
これまで一緒に働いてきた皆さんは、いかに僕が完璧主義であるか…どれだけのエネルギーを注いできたか…どれだけ中身の濃い日々を送ってきたかを知っているでしょう。
そうするためには、本当に高いモチベーションが必要なんです。
僕は9年間、ヤマハで素晴らしい年月を過ごし、その後、変化を求めてドゥカティへ移籍しました。これが、もっと前に進んで行こうと言う後押しになってくれたんです。
最初は大変だったけど、モチベーションは高まっていたので諦めずに戦うことができました。おかげで、あの素晴らしいムジェッロ勝利を勝ち取ることができたのです…まさにドゥカティファンの見ている前でね。」
15時13分
ロレンソコメント。
「その後、ホンダで新たな挑戦をすることとなり、これもまた大きな後押しになってくれました。多くのライダーが夢見るホンダHRCのファクトリーライダーになったんです。
しかし、あいにく、あまりにも早くにケガを負ってしまい、そのせいで今シーズン、重要な結果を獲得することができませんでした。
身体面でベストな状態になったことは一度もなく、そのうえ、僕にとっては不自然なマシンで走ることとなり、大きな問題を抱えることとなってしまいました。
思っているような速い走りは一度もできませんでした。ただ、やる気も情熱もずっと持ち続けてきたし、『時間の問題だろう』と思い続けてチームと作業をしてきたのです。
しかし、シーズンが始まり、バルセロナテストで酷い事故にあってしまい、その何日か後にアッセンでまた転倒してしまったのです。この転倒の結果、どうなってしまったかは皆さんもご存知でしょう。」
[ 中編に続く ]
UFFICIALE Jorge Lorenzo si ritira dalla MotoGP: "Ho deciso ad Assen": Lo spagnolo ha confermato la volontà di ritirarsi in una conferenza stampa gremita. L'addio tra gli applauasi dei rivali storici, dei Team manager e di tutti i giornalisti https://t.co/pXQE2Psrt1 pic.twitter.com/qRGts8gV3l
— gpone.com (@gponedotcom) November 14, 2019
(参照サイト google 翻訳:『Gpone』)
セパン決勝戦後、ロレンソ選手の飄々コメントは有料閲覧『note』で!!
その不屈の精神を尊敬しています。
心からホルヘにお疲れ様でしたと伝えたい。
そして、非常に残念でならない。
茂木でのファンサービスは忘れません。
ありがとうございました。
まさかああああ
寝しなにネットを覗いたらこんなことになってるとは…
コース外ての振る舞いやパフォーマンスは大の苦手だったけどライディングスタイルは凄く好きで、自分がバイクに乗る時は素人ながらお手本にしてました
ケガさえなければまだまだ華麗な走りを見られたに違いないのにな
今までお疲れさまでした
近年の競争が激しいGPだからしかたがないのかもしれないが、本田宗一郎が言ってたライダーに無理をさせるな!技術屋がなんとかしろ!と言ってた、ホンダスピリッツはもう無いのだなと。ロッシがホンダにいた頃は誰が乗っても勝てるマシンを目指していたのに。ほんと、ロレンソの引退は寂しいものがある。茂木でサインをもらったときに私の目を見て一言、何かを喋って(何を喋ったのかは分からなかったが)握手をしてくれたことは良い思い出です。最後の走りを目に焼き付けたいと思う!
胸が詰まりました。役者がいなくなるとは正にこういうことだと思います。