『ペドロサ:ポル・エスパルガロはホンダ移籍のチャンスに乗るべき』
★ダニ・ペドロサ(KTMファクトリー)が、最近のインタビューで次のように話した。
【プロレーサーからテストライダーに変わって、どんな感じ?】
「不思議な感じですね。パッと簡単に飲み込めるようなものでもなくて。
(現役時代)僕はケガが多かったでしょ。ホンダ機は本当に厳しいマシンだったから。ケガから回復しなければならないのに、時間がないって状態で。思ってることができないんですよ…それは僕の走りに出てましたね。走り方を変えたりしてね。
今は本当に良くなりましたよ。身体の具合も良いし。こう言う風に時間が必要だったってことなんですよね。
今はテストをするのが楽しいんですよ。作業量は多いけれど、でも、楽しいですね。」
【今後、ワイルドカード参戦の可能性は?】
「KTM内では、皆、マシンの改善具合に満足しています。KTM機って言うのは、僕にとっては1つの挑戦ですからね。今のところ、ベストマシンとは言えませんから。これを伸ばしていくのが挑戦なんですよ。
もしかしたら、将来的に僕が『よし、今だ』って気持ちになって、KTMの方でも『このタイミングだ』って思うようなら…(ワイルドカード参戦について)様子を見てみることになるでしょうね。」
【ポル・エスパルガロのホンダ移籍については?】
「KTMにとって、(エスパルガロを)失うのは辛いでしょう。ただ、若手ライダーらを試す良い機会でもあるでしょうね。
ファクトリーにはビンダーとオリヴェイラと言う若手を据え…これまでKTMが育ててきた2人ですよね。マシンは少し改善されているから、2人とも上手く合わせていけると良いんですけどね。
ペトルッチについて…マシンはどうでしょうねぇ。ただ、ドゥカティから移ってきてますからね。エンジニア陣は彼から学んでいけるだろうし。
ポルに関しては、僕にたいしたアドバイスはできませんけどね。経験もあるし、ヤマハにだって居たわけだし。こう言うチャンスが巡ってきたら、話に乗るべきでしょう。
ライバルは最強ですけどね…マルク・マルケスのことは、皆が良く知ってるでしょ。それで上手くモチベーションを上げていけたなら、けっこうポジティブなんじゃないんですか。」
(参照サイト google 翻訳:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram)
ペドロサが小柄ゆえに手術でも大変だったって話は有料『note』で!!
ペドロサらしい、フェアでフラットな見方だなと思いました。ワイルドカードの可能性についてはちょっぴり前進と思っていいんでしょうか?彼の意見が反映され始めたKTMを見るのがとても楽しみです。