MotoGP

マルコ・ベッツェッキ『アプリリアのモトGP昇格を断るのは辛かった…』

『マルコ・ベッツェッキ:アプリリアのモトGP昇格を断るのは辛かった…』

★2月15日、Sky-VR46チームが2021年のチームプレゼンテーションを行った。

★同チームは2021年、モトGPクラスにルーカ・マリーニ(ロッシ異父弟)を、そして、モト2クラスにマルコ・ベッツェッキとチェレスティーノ・ヴィエッティを参戦させる。

★ヴェッツェッキ選手が次のように話した。

【今年はファーストライダーとしての参戦となり…】
「チームのフィロソフィーは明確で、実に素晴らしいものなんですよ。とりあえず、僕はファーストライダーとして始めるけれど、でも、シーズン中に状況はいくらでも変わっていきますから。もしチェレスティーノの方が強いようなら、ファーストライダーは彼になります。
まぁ、どうなることか…。今のところ、ファーストライダーのポジションに満足してるんですけどね。去年の結果が良かったってことだから。」

【では、その昨シーズンについては?】
「凄かったですね。でも、ミスが多すぎたかもしれません。タイトル獲得を目指すなら、もっとコンスタントにならないと。どんなミスをしてしまったのか検証するようにしてるんですが、致命的だったのはアラゴンでの2回転倒ですね。もっと気持ちを落ち着けて走るよう学習しないと。」

【バスティアニーニ&マリーニ選手がモトGP昇格したから、今年はベッツエッキ選手がチャンピオン候補?】
「そうはなりませんよ。ロウズやディ・ジャンナントニオ、ガードナーなど強い選手が大勢いますから。僕は彼らに喰い付いて行きたいと思ってるんです。
もちろん、プレッシャーはあるけれど、シーズン終盤の方が強く感じるようになるものだから。」

【2019年に苦戦したものの昨年は大浮上し、今年はどうなりそう?】
「去年と同じような感触を味わいたいです。優勝や表彰台を獲得するのは素晴らしいから。モチベーションはさらに上がっていますね。当然、タイトルを狙っていきます…ライダーなら誰だって、夢ですから。」

【アプリリアからのモトGP昇格を断ったのは苦渋の選択だった?】
「オファーが来たのがシーズン終盤で、既に2021年について決めた後だったんですよ。
もちろん、予想外の物凄い話でしたけどね。アプリリアと言えば、イタリアメーカーで、そこで自分の好きなようにマシンを開発していけるわけですから。
とにかく、じっくり考えなければならない話だったし、客観的に自分の将来について最善の計画を考えなければならなかったんです。
また、別のチャンスが巡ってきてくれると良いんですが…。」

【モト2デビューとなるチェレスティーノ選手に、なにかアドバイスはある?】
「昨日、一緒にオートバイで走ったんですが、なかなか良い走りっぷりでしたよ。マシンを起こす時やブレーキングでもっと機敏に動いた方が良いけれど、でも、上手くやれると思います。」

(参照サイト:『Moto.it』)

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