MotoGP

KTM『カリオ静養中につき、代役が必要な時はペドロサを…』マイク・レイトナー

『レイトナー:カリオ静養中につき、代役が必要な時はペドロサを…』

★2月下旬、KTMのモトGPテストライダーを務めるミカ・カリオが腓骨・脛骨を骨折し、3月上旬のカタールテストも不参加だった。

★KTMのマイク・レイトナー氏(モータースポーツ・ディレクター)が、最近、次のように話した。

「確かにカリオは静養中だが、もしライダーが必要な場合の解決策は常にありますから。
とにかく、ダニ(ペドロサ)を引っ張り出さなければならないような事態が、起きないでくれると良いのですが。どうにもならないってことになったら、ダニに相談はできますけどね。まぁ、今のところは、ただの仮定に過ぎませんが。」

【ちなみに今年は優遇措置(コンセッション)から外れ、ワイルドカード参戦は3回のみとなり…】
「と言うわけで、申請をする際は、うちのモトGPプロジェクトにとってより意味のあるよう熟考しなければならないのですよ。
だから、2022年版マシンの準備ができてから、ワイルドカード参戦を実施する可能性が高いでしょうね。シーズン後半の方が可能性は高いでしょう。」

【カタールテストでは苦戦していたようだが…】
「あそこのトラックは、うちにとっては以前から難関なんですよ。去年もカタールテストはイマイチでしたからね。
コロナ禍により、今のところ、今年もパフォーマンスが判断しきれなくて。長い話になってしまうが…午後2時から夜9時までのテストとなると、速い走りをするにはタイミングをきちんと見計らなければならないんですよ。
各チーム、作業の進め方はまちまちで、速攻で速い走りができるところもあれば、そうでないところもあってね。」

【優遇措置から外れたことで使用できるエンジン数が減り、その分、信頼面でのテストをしなければならず…】
「うちは、どこのトラックでも速いマシンを作ろうと思ってるんです。スズキはそれが上手くいき、あそこのマシンは実に使いやすいじゃないですか。ただ、スズキだって問題は抱えてるんですけどね。
カタールがツイてないのは、午後3時から夜8時までのコンディションが段違いだってことなんですよ。上手くセッティングを決めていけるような安定した状況ではないんです。明らかに、そのせいで仕事が困難になってしまってるわけでね。
まぁ、言い訳にはなりませんけどね。こう言う問題も、きちんと乗り越えていかねばなりませんから。」

(参照サイト:『Tuttomotoriweb』)
(Photo:Instagram

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