『ペドロサ:レース2では悪い結果になると思い、ちょっとオタついていた…』
★8月6〜8日に開催されたスティリアGPに、ワイルドカード参戦したダニ・ペドロサ(KTMテストライダー、2018年末に引退)のリザルトは以下のとおり。
FP1:11位
FP2:21位
FP3:12位
FP総合:12位
FP4:6位
予選1:4位(スタートグリッド14位)
WUP:14位
決勝:10位
★決勝戦の第3ラップ、第3コーナーでペドロサテストライダーが転倒した直後、コース上に残されたマシンに後続のロレンツォ・サヴァドーリが衝突し、マシン2台が大炎上となった。
これによりレースは中断され、サヴァドーリ選手はくるぶし骨折により棄権し、9日に手術を受けた。
As motas de Lorenzo Savadori e Dani Pedrosa ficaram em chamas no #StyrianGP 📸 pic.twitter.com/JYk7iUScoy
— B24 (@B24PT) August 8, 2021
★ペドロサテストライダーのコメント。
【転倒事故については?】
「レース1は本当にキツかったです…どうして、あんな転倒をしてしまったのか…。おそらく、コーナー内側の白線に乗ってしまったか、タイヤにまだ熱が入っていなかったからなのか…。
マシンを最大限まで倒し、再び起こそうとした時に転倒してしまったんです。僕は路面を滑って行ったんですが、マシンはコース中央に残ってしまって。
運の悪いことにサヴァドーリがそれにぶつかり、負傷してしまいました。本当に申し訳ないです。
さいわい、僕の方は大丈夫だったんですが…これまでのキャリアで、こんなこと初めてですよ。マシンが2台とも炎上してしまうなんて少しショックな光景だったけど、大事には至らなくって…。」
【レース再開後については?】
「レース2ではマシンを変えたんで、スタートはかなり集中してました。2台目のマシンはウェット用のセッティングで…今週末、そっちのマシンではちょっとトラブってたんですよ。だから、『落ち着け、落ち着け』って自分に言い聞かせてたのに、グリッドでミスってしまって…スタート時にホールショットデヴァイスをきちんとセットしてなかったんです。それで、好スタートとはなりませんでした。
大勢に抜かれてしまい…まぁ、ぐちぐち言いはしませんけどね。とにかく、レースに出たかったんだから。
その後、レース中盤では自分のリズムを刻めるようになって安定し、タイヤも良い感じでした。
とにかく、FPセッションとレース本番はコンディションが全然違っていて、しょっちゅう、転倒しそうになってました。
ペースを維持して、他の選手のミスを利用しつつ戦うようにしていました。最後はマルケスやバニャイアのいるグループに追いつくことができたんですが…スタートが良かったら、抜けていたかどうかは分かりませんね。
とにかく、今回は満足ですよ。いくつか理解できたこともあったし、僕にとってもKTMにとってもポジティブな結果になったと思います。今回、こうしてレース参戦させてもらい、大変感謝しています。」
【レース1で転倒した後、レース2を棄権することも考えた?】
「いや、まったく考えなかったですね。ただ、マシンが完璧な状態でないことは覚悟してました。
(セカンドマシンの)用意はしていたんですが、エンジンが違うんですよ。100%同じではないんで、僕としては最初のマシンの方が良かったんです。かなり悪い結果になってしまうだろうと思ったんで、ちょっとオタついてしまいました。でも、だからと言って、棄権しようとは思わなかったです。
あと、メカニック陣にも感謝しています。マシンを用意するのに、良い作業をしてもらったんで。全体的に見て、その点についてもポジティブでしたよ…ミスから学ぶことができたんだから。もともと、今回の参戦は、それが目的ですからね。」
(参照サイト:『Gpone』)
(Photo:Twitter)
ドヴィツィオーゾはヤマハからモトGP復帰したがってるんだけど…って話は、note『ロッシ&ドヴィツィオーゾ去就まとめ』でどうぞ!
レースには出たかったってペドロサのコメントが嬉しいですよね。まぁ、レーシングライダーとしてなのか、テストライダーとしてなのかでニュアンスも変わりますけど。新型エンジンでのレースディスタンスでのテストが出来なかったので、次も出走してくれると嬉しいです。
転倒して赤旗中断後の出走ってできるんですね。転倒したら出火するバイクを作ればリセットボタンに、、、(^_^;)
どうでもいいけどオタつくって初めて聞いた。
方言?
オタオタするって意味でしょうかね。なんとなく伝わります、、。キリコさんの意訳でしょうか、^^;
え〜と…
私の中では、わりと普通の日本語表現だったんですが…
調べてみたところ、きちんとした辞書サイトには見当たらず…
一応、ヤフー知恵袋の方で説明がありましたので、ご参照してください。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1175076401
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1289612657
今の時代ググれば、みんなにとって初めての言葉なのか、自分だけ初めて聞いたのか、調べることができると思いますよ。
しかしこけたダニはリセットされてレース2にも出れて、突っ込んだ方は骨折というのもなんだか気の毒・・
レッドフラッグを出した選手がその後レース2で何事も無かったように走れるのになんだかモヤっとする
レースを中断させたペナルティー何かしらあっても良いと思う
誰かさんと違って、体型はおろか走りも全く衰えていない事に興奮しました。
また見たいです!
先入観で方言と思い込んでいましたが、ななるほど活用のような言葉の使い方だったんですね。
ご丁寧にありがとうございます。
何はともあれこの順位に食い込むペドロサには格の違いを感じる。ブラドルのように代替参戦していた訳でもなし、今年からテスト回数も制限あるだろうに。
これで転倒が無ければ手放しに賞賛できるんですがね。今回2ヒート目でタイヤのフィーリングが変わってしまった系のコメントが多い気がするが…………
ホールショットデバイスを忘れるとか実戦ならではの事だから、レース参戦の意義があったね
用意周到で走れるテストと違いハプニングやアクシデントをいかに最小限に抑えるかも重要
今週も参戦して欲しいですね。
連続して同じサーキットでの開催
如何にマシンが改善されるのか
データも蓄積される事ですし