『ラズラン・ラザリ公開謝罪、元スポンサー・ペトロナスへ』
★『ヤマハ・ペトロナスSRT』チームは2021シーズン末にメインスポンサー『ペトロナス』が撤退し、2022年より『WithU Yamaha RNF』チームとしてモトGP参戦する。
★『ペトロナス』からは2021年6月に、来年に向けてのスポンサード契約更改オファーが来ていたものの、同チームは金額を引き上げようと試み、結局、完全に決裂してしまった。
★2021年10月末、ラズラン・ラザリ氏(チームマネージャー)が新スポンサー『WithU』との契約を公表した際、『ペトロナス』との決裂について『Speedweek.com』サイトのインタビューで次のように話した。
「コロナ禍による不況を理由に(ペトロナスからスポンサー出資を)減額したいと言われたので『それではやっていけない』と回答し、6月には『むしろ、若干増額して欲しい』と要請してみたのです。
今になって思えば、あの時、(ペトロナスから提示された)オファーを受けていれば…。
(※その後、スティリアGP前にマーケティング責任者との話し合いが持たれ)可能性は2つあると思ってました…1つは『これ以上の増減は一切ない』と断言されること…もう1つはまだ交渉を続けられると思ってたんです。
ところが、いきなりスポンサードの撤退を申し渡されてしまい…それ以上、話し合いの余地はありませんでした。
ペトロナスはF1チームへの出資しており、そちらの経費がかさんでいるのではと訴えてもみました。
我々モトGPチームの方は順調にスタートしたのに対し、2010年にメルセデスはペトロナスと組んでから結果を出すのに何年もかかっていたでしょ。うちは、フランコ・モルビデッリとファビオ・クアルタラローがビッグリザルトを出してくれてましたから。
F1チームへの支払いに対し、うちは95%減だったんですけどね。
実は、2018年に(ペトロナスの戦略的コミュニケーション部門の)2名の女性が私を担当してくれていたのですが、その2人がペトロナスを辞め、以前から私と常に対立していた女性の責任者(Datin Anita Azrina Abdul Aziz)が復帰したんですよ。
この女性責任者と言うのは、2008年に私がセパンサーキットのCEOに就任したのと同じ時期に、ペトロナスのモータースポーツ部門に入ってきた人物で…私が何かしらアイデアを出す度に、棚上げにしてくるんです。
しかし、その後、ペトロナスを辞め、後任として別の女性担当者2名が付いてくれていたんです。
ところが、その2名がペトロナスを辞め、私と対立していた女性責任者が復帰した途端…こう言う事態になってしまったと言うわけなんですよ!」
★その後、上記の「スポンサード契約更改が決裂した件に(ペトロナス側の)女性責任者が関与していた」と言うラザリ氏の発言が、セパンサーキットのAzhan Shafriman Hanif氏(CEO)や『ペトロナス』幹部陣の不興を買った模様。
★最近、Azhan Shafriman Hanif氏(セパンサーキットCEO)が、次のように話した。
「(Speedweekの)件の記事は、『ヤマハ・ペトロナスSRT』チームのオーナーであるセパンサーキットの見解を表してはいません。
我々は、『ペトロナス』によるスポンサード契約撤退の決定を尊重しており、同決定は双方が有効的な形で決めたものと言う考えを深く支持しております。」
★最近、ラズラン・ラザリ氏が同件について次のように謝罪した。
「関係者との間に摩擦を引き起こそう等と言う意図はなく、よって、記事内で触れられていた皆様が気分を害したのならば申し訳なく思っています。
(ペトロナスとの)パートナーシップは目標を達成しているうえ、パンデミックによる世界的な経済状況を踏まえ、(ペトロナスによるスポンサード撤退の)決定を尊重しています。
また、ヴァレンシア最終戦はポジティブな成績で終えられ、その際の(ペトロナスからの)ご支援、ご尽力に感謝しています。」
★ちなみに、2021年、同チームは全面的に苦戦し、ヴァレンティーノ・ロッシは期待通りのリザルトが出せず、引退を決めた。フランコ・モルビデッリはシーズン序盤に左膝を負傷して欠場が続き、9月からはヴィニャーレス後任としてファクトリー昇格した。その後任として加入したアンドレア・ドヴィツィオーゾは、なかなかマシンに慣れることができず苦戦した。
★そして、2022年に向けて同チームは大幅に予算が減少したため、2022年はモト2/モト3クラスへの参戦を取りやめた。また、人事改革によりスポーツディレクターのヨハン・スティゲルトが放出された。
★ヤマハとのプライベーター契約も1年のみなため、2022年6月には話し合いの場が持たれ、同チームの資金状況等が確認される模様。
MOTOGP — Razlan Razali chiede scusa allì'ex sponsor Petronas.. Il pomo della discordia è un'intervista pubblicata su Speedweek#Corsedimoto #MotoGP #Yamaha #azlanRazalihttps://t.co/hfSWoi8pFh
— corsedimoto (@corsedimoto) December 13, 2021
(参照サイト:『Corse di moto』)
(参照サイト:『Corse di moto』)
(参照サイト:『Motosprint』)
モルビデッリは本当にロッシを抜けなかったのか?って話は、『2021ヴァレンシアGPまとめ』でどうぞ!
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原文わからんけど仕事すんのに役職前に女とか付ける時点で性根がもうね……
昨年オフのヴァレ移籍前も結構言いたい放題いってたところがあるからこれが本性なのだろう
チームマネージャー自らスポンサーと揉めてちゃ大金の掛かるGPでは長くは無いかも
良くも悪くも、オジサン正直すぎですわ
RNF が
DNF
に見えてしまう…
男女差に言及することは現代的ではないと言っても
実際問題女性管理職と対立すると壁が高くなるのは事実
心中お察し申します。
こういうことが露呈してしまうとラザリ氏から離れていくよね 今ごろコンストラクターが金集めてヤマハのプライベーターを狙ってることだろう ロッシもファクトリープライド捨ててよく走ったものだ