『リンス:モトGP昇格して以来、こんな好感触は初めて!』
★3月4日、カタールGPでアレックス・リンス(スズキファクトリー)がFP1で3位、FP2で首位だった。
★現在、FP総合首位なので、もし土曜FP3で全選手のパフォーマンスが上がらなければ、予選2へダイレクト進出する。
★なお、リンス選手はFP2のトップスピード順位でも、時速355.2kmで首位だった。
★リンス選手は冬季テストでも好調だった。
★リンス選手のコメント。
「良い感触ですね。モトGP参戦するようになって以来、こんなの初めてです(笑顔)。
まぁ、まだ初日ですけどね。でも、今回のレースウィークエンドは良い出だしだって言えるでしょ。
去年に比べ、エンジン馬力が上がっているし、そのうえ、ホールショットデバイスも上手く機能してくれてるんです。
今のところ、良い感じですね。まぁ、まだ先は長いですけどね…。」
【エンジンはどの辺が改善されたの?】
「マシンを操縦している分には、大きな違いはないんですが…でも、データを見ると、かなり強い走りができてるんですよ。良いことでしょ。つまりは、パワーがあるってことだから。」
【今日は車台も試してみたの?】
「ええ。比較テストを続けていて…FP2では従来型のを使ってたんですけどね。
どちらが良いかは、なんとも言えない感じです。ここまで4ヶ所のトラックで試してみたんですが(※ヘレス、セパン、マンダリカ、カタール)、意見が色々と割れてるもんですから。
だから、まだ最終決定には至ってません。」
【今日のパフォーマンスには自分でも驚いている?】
「ちょっと、驚いてるんですよね。でも、スズキは本当に努力してくれてたんで。でも、次は予選で結果を出していかないと…1〜2列目スタートをしなければね。」
【ドゥカティ機がちょっと苦戦することは予想していた?】
「まだ初日ですからねぇ。FP1ではバニャイアが目の前で転倒していて、奇妙な感じはしましたけどね。でも、土日は戦闘力を上げてくると思いますよ。」
【F1レースの後、アスファルトが劣化してしまった感じ?】
「色々なタイプの陥没ができてたけど、でも、今日の路面は思っていたよりは綺麗でしたよ。」
(参照サイト:『Moto.it』)
(Photo:Instagram)
新スズキ機は好調なのに、なぜホンダ&ドゥカティより下なのか?って話は、note『2022 セパン&マンダリカテストまとめ』でどうぞ!
>マシンを操縦している分には、大きな違いはないんですが…でも、データを見ると、かなり強い走りができてるんですよ
これはすごいね
特性が過激になったとかライダーに違和感覚えさせるんじゃなくただ速くなってるって
振り返るとエンジン開発凍結ってのもだいぶ特殊なシーズンだった感じ