『2022インドネシアGP モトGP 決勝リザルト&トピックス』
★3月20日(日)、インドネシアGP モトGPクラスの決勝が行われた。
★当初は全27周回の予定だったが、酷暑でのマシン走行によりアスファルトが剥離する危険があったため(※特に第17コーナー)、20周回に短縮された。
その後、激しいにわか雨により1時間15分の遅延となり、レース不能と思われるほどの完全ウェットで開始した。
★総合順位は以下のとおり。
首位バスティアニーニ(30ポイント)、2位ビンダー兄(28ポイント)、3位クアルタラロー(27ポイント)、4位オリヴェイラ(25ポイント)、5位ザルコ(24ポイント)、6位エスパルガロ弟(20ポイント)。
★ファーステストラップ順位は以下のとおり。※()内は記録された周回。
クアルタラロー: 1’38”749 (17ラップ)
ザルコ: 1’38”843 (19ラップ)
ミール: 1’39”020 (20ラップ)
オリヴェイラ: 1’39”205 (18ラップ)
ミラー: 1’39”356 (19ラップ)
リンス: 1’39”411 (17ラップ)
ヴィニャーレス: 1’39”472 (18ラップ)
モルビデッリ: 1’39”798 (12ラップ)
兄ビンダー: 1’40”146 (20ラップ)
★首位ミゲル・オリヴェイラ(KTMファクトリー)。もともとレインレースは得意だが、厳しいコンディションの中、第5ラップより首位に立ち、後続を大きく引き離して独走優勝。今年からチームマネージャーに就任したグイドッティ氏や、技術部門代表となったステラッキーニ氏にとっては初優勝獲得となった。
チームメイトのブラッド・ビンダーは8位。
※総合順位ではトップ4内にKTMの2選手が入っている。
★2位ファビオ・クアルタラロー(ヤマハファクトリー)。レインレースは苦手。サプライズ。PPスタートから、一時、6位まで後退したものの冷静に対応し、好リズムを刻み続けて再浮上した。
チームメイトのフランコ・モルビデッリは7位。後方スタートだった。
★3位ヨハン・ザルコ(ドゥカティ・プラマック)。ミラーとの競り合いに勝利。
チームメイトのホルヘ・マルティンは転倒リタイヤ。
★4位ジャック・ミラー(ドゥカティファクトリー)。強いスタートは切っていた。レイン得意の身としては、ややがっかり。
チームメイトのフランチェスコ・バニャイアは15位。かなりがっかり。2レースを終え、1ポイントしか獲得できていない。タルドッツィ氏(チームマネージャー)は「路面状態を見越し、スタート直前にグリッドでショックアブソーバーを固めにしておいた」と話していたが、バニャイア本人は「マシンセッティングに手は入れてない。スプーン(タイヤ冷却装置)を取り外しただけ」と言っている。
★5位アレックス・リンス(スズキファクトリー)。
チームメイトのジョアン・ミールは6位。
★9位アレイシ・エスパルガロ(アプリリアファクトリー)。相変わらず、1人で健闘している。
チームメイトのマーヴェリック・ヴィニャーレスは16位。本人は「アプリリア機に乗るようになってから、今日はベストレースだった」と言っており、確かに自己ファーステストラップは上位であり、なかなかポジティブなレースだったと言える。
★10位ダリン・ビンダー(ヤマハWithU RNF、ルーキー)。サプライズ。ゴールまで兄ブラッド選手と8位争いをしていた。また、ダリン選手と競り合いをしていたバスティアニーニ選手が大きく膨らんでいたが、ダリン選手はアンフェアなことはしていない模様。
チームメイトのアンドレア・ドヴィツィオーゾは13位を走行中、電気系トラブルによりリタイヤ。数周前の11位走行中からトラブり始めた。
★11位エネア・バスティアニーニ(ドゥカティ・グレジーニ)。昨年風の走りで、序盤は慎重に、終盤で伸びていっていた。ただし、最終ラップで順位を3つ落としていた。昨日、本人が「ウェットコンディションは、まだ学習中だから…」と言っていた。
チームメイトのファビオ・ディ・ジャンナントニオは18位(ルーキー)。
★12位ポル・エスパルガロ(ホンダファクトリー)。
チームメイトのマルク・マルケスは午前WUPでハイサイド転倒し、医師陣より出走許可が下りなかった。
★13位アレックス・マルケス(ホンダLCR)。
チームメイトのタカアキ・ナカガミは19位。
★14位ルーカ・マリーニ(ドゥカティVR46)。
チームメイトのマルコ・ベッツェッキは20位(ルーキー)。
★17位ラウル・フェルナンデス(KTMテック3、ルーキー)。
チームメイトのレミー・ガードナーは21位(ルーキー、最下位)。
『2022 インドネシアGP モトGP 決勝リザルト』
『2022 インドネシアGP モトGP 総合順位』
(Photo:Motogp.com)
波乱万丈のレースウィークで何を書けばよいやら…
とりあえずミゲルおめでとう!
ビンダー兄弟対決良かったですね。それにしてもKTM今年は凄そうです。ドゥカティが最有力、もしかしたらスズキも?となってた開幕前から一気にこうなるとは思いませんでした
今回でダリンに平謝りせざるをえない。しかし逆にペッコがここまでで1ポイントとは…
KTMが調子いいですね。一方、前評判が良かったホンダとドゥカティワークスは…。
変更の少ないYAMAHAが安定し始めて完全な新フレームなHONDAとスズキが各コース少しでも外すと流れを戻しにくいのは解りますが、それ故にドゥカティの低迷とKTMの躍進は目立ちますね。アプリリアはあともうちょい何かほしいですね
コース、コンディションによって今年も色んな結果になりそうですね。
ドヴィがリタイアしてなければ、ヤマハ勢が好調だったって言う分かりやすい結果が見れたかも。
それはそうと、マンダリカサーキット内には強引な立ち退き要請に必死に拒み続ける極僅かな住民がまだ暮らしているらしいです。
サーキット内ですよ!
インドネシア大統領が積極的に参加するなど、国一体となって盛り上がって羨ましい限りですが、その一方で苦しんでいる人達がいる。
そう考えると、シャンパンで馬鹿騒ぎがない表彰台も僕には救いでした。
プラマックとワークスのマシンは同じ仕様ですって言ってる解説者をなんとかして下さい
あの解説者もですが、あの実況もなんとかしないとダメでしょう。
あの2人、日本語が苦手なので間違いが多くてとても気になってしまいます。
wupのマルケスのハイサイドから始まり、豪雨で延期からの雷雨。
こんなんで始められるのかと思ってたら、なんとか止みましたね。
雨が得意な面々はいつも通りでしたが、
いつも雨だとさっぱりだったクアルタラロが値千金の2位。
なにか吹っ切れたんでしょうかね? きっと雨での表彰台は初めて。
ここでの2位は後々効いてきそう。
立ち退きですか。日本国内にもそういうとこありますよね。
私の知り合いも轟音下で暮らしていますよ。
ミゲルの優勝、ファビオの追い上げも素晴らしかったですが、ダリンの落ち着いた走りっぷりには、目を見張るものがありましたねぇ。
実況アナウンサー「ルカ・マリーニはロッシの父親違いということでマシンの色はロッシ見たいですね」
解説「……」
実況「個人的な意見ですけど……」
無視はしないでほしいです。
ダリンビンダー。
見事に開幕前までの低評価を覆しましたね。アンチの皆さんもぐうの音も出ないでしょ。このまま精進してほしい。
KTMは去年も欧州ラウンドまでは良かったんですよね
新タイヤ投入後から絶不調になったと記憶してます
後発だけど安定性はApriliaより上ですね
ファビオはこの2位はでかいネ、対抗馬ペッコの1ポイントは誰も予想しなかったでしょうね
で、予想通りというかDUCATI同士でポイントの奪い合い
マルケスは予選からヤバいと思ってたけど大怪我にならなくて良かったよ…あのハイサイドはライダー生命に関わるかと思った
腕、目、脳震盪と満身創痍
無理せず本戦に出てれば雨で変わってたかも知れないのにねぇ
宮城さんは自覚あるけど喋っちゃいますね。
レース再開までの解説のない放送のワクワクが楽しかった。そしてスロー映像の美しさ。シールド越しの表情。4Kなら更に楽しめるはず。Huluに期待しています。
10位入賞のダリン選手が10位とは驚きですね、
上の書き込みをみると映像にも映ってるそうで、昼からの放映が楽しみです。
因縁が出来たレミィー選手が下位にいるのは残念ですが、もう一人の新人のラウルはレインコンディションの中、手堅い位置での完走とは今後に注目ですね。
中上(ARAI)もレミー(KABUTO)もヘルメットのバイザー問題言ってるから日本メーカーとして反省案件やね。
中上は今年で最後なんだろうな~という走りでした。
闘志が消え失せて転びたくない一心で走ってるのが分かる。
やはり○○枠で乗ってる人はどの業界でも成長しませんよ。
自分の後釜が現れない限り成績を残してなくても安泰なんですから。
ここのコメント欄でも名前が出なくなったし、序盤ずっとこのままなら夏休みでクビでいいと思う。