『2022スペインGP モトGP FP1リザルト&トピックス』
★4月29日(金)、スペインGP モトGPクラスのFP1が行われた。
★快晴。セッション序盤は涼しいが、今後暑くなる模様。とにかく、それほど辛いコンディションではない。
★いつものヘレス同様、皆、強い走りをしており、昨年11月にテストをしているから今年はいつも以上である。9位で首位と0.433秒差、19位で0.988秒差と、実に拮抗している。
★首位ジョアン・ミール(スズキファクトリー)。
チームメイトのアレックス・リンスは2位。
※両選手とも常に上位にいた。
★3位アレックス・マルケス(ホンダLCR)。ホンダ勢トップ。サプライズ。
チームメイトのタカアキ・ナカガミは6位。
※ホンダ3選手がトップ10内にいるのだが、奇妙なことにマルク・マルケスだけが外れている。とにかく、同トラックでホンダ機は好調そう。
★4位アレイシ・エスパルガロ(アプリリアファクトリー。+0.232)。どこのトラックでも速い。
チームメイトのマーヴェリック・ヴィニャーレスは9位(+0.433)。新タイヤでの動きを機敏にし、1周タイムを上げようと努力中。ここ5戦では、そこが弱点になっている。同トラックはアプリリア機で走行したことがあるため流れを変えられるかも。
テストライダーのロレンツォ・サヴァドーリは23位。
★5位ファビオ・クアルタラロー(ヤマハファクトリー)。セッション中盤、最終コーナーの濡れた箇所で転倒、強打、ピットボックスに戻るまでに時間がかかったが、最終的には笑顔で落ち着いていた。しかし、終盤に第5コーナーの濡れた箇所でエスケープゾーンまで膨らんでいた。とは言え、常に上位を走っていた。
チームメイトのフランコ・モルビデッリは15位。昨日、「僕の今シーズンはコロコロと流れが変わる可能性がある」とコメント。
★7位ブラッド・ビンダー(KTMファクトリー、+0.308)。
チームメイトのミゲル・オリヴェイラは16位。
★8位ポル・エスパルガロ(ホンダファクトリー)。
チームメイトのマルク・マルケスは11位(+0.712)。終盤、タイヤを履き替えず、終始、ユーズドを使用。
テストライダーのステファン・ブラドルは20位。
★10位ジャック・ミラー(ドゥカティファクトリー)。ドゥカティ勢トップ。
チームメイトのフランチェスコ・バニャイアは13位。午後セッションに備えて体力を温存し、あまりプッシュしていなかった。
※午後はコンディションがかなり変わるようなので、ドゥカティ機のパフォーマンスが大きく変わるかもしれない。
★12位エネア・バスティアニーニ(ドゥカティ・グレジーニ)。午後セッションに備えて体力を温存し、あまりプッシュしていなかった。
チームメイトのファビオ・ディ・ジャンナントニオは24位(ルーキー)。
★14位ホルヘ・マルティン(ドゥカティ・プラマック)。
チームメイトのヨハン・ザルコは17位。
★18位マルコ・ベッツェッキ(ドゥカティVR46、ルーキー)。
チームメイトのルーカ・マリーニは22位(ロッシ異父弟)。
★19位アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ヤマハWithU RNF)。昨日はヤマハ機への適応でいかに苦労しているかを、しっかり説明していた。
チームメイトのダリン・ビンダーは25位(ルーキー、最下位)。
★21位レミー・ガードナー(KTMテック3、ルーキー)。
チームメイトのラウル・フェルナンデス(ルーキー)は欠場。ポルトガルの予選1で転倒し、右手を負傷。FP1前の医療検査で出走許可が下りず。ル・マンGP復帰を目指す。
『2022 スペインGP モトGP FP1リザルト』
(Photo:Motogp.com)
ダリン、FP1とは言えmoto2と同じ41秒台…
路面はほぼ乾いていましたね。
クアルタラロが最初からいくなーと思っていたら転倒。
好調な時は落とし穴に注意だね。
●●はリスタート時に打ったのかな?
FP2はウエットパッチもなくなって温度も上がるだろうからどうなるか。