『2022オランダGP モトGP FP1リザルト&トピックス』
★6月24日(金)、オランダGP モトGPクラスのFP1が行われた。
★予報通りの雨で、時々、雨脚が強くなっている。今のところ、レース本番は天候が回復する見込み。
★ドゥカティ
首位ジャック・ミラー(ドゥカティファクトリー、1’42”589)。絶好調。レインタイヤでの戦闘力は相変わらず高い。自己ベストタイムは終盤に記録。セッション中、常に首位。
チームメイトのフランチェスコ・バニャイアは11位。FP1では路面やマシンの感触を探り、タイムアタックは無理をしない。
8位ヨハン・ザルコ(ドゥカティ・プラマック)。常に上位にいた。
チームメイトのホルヘ・マルティンは9位。
12位ファビオ・ディ・ジャンナントニオ(ドゥカティ・グレジーニ、ルーキー、愛称は『ディッジャ』)。
チームメイトのエネア・バスティアニーニは25位(最下位)。開始15分ほどで激しい転倒、ケガなし。しばらく、ピットボックス待機をしていた。レインはいつも苦手。
14位マルコ・ベッツェッキ(ドゥカティVR46、ルーキー)。
チームメイトのルーカ・マリーニは24位(ロッシ異父弟)。
★スズキ
2位ジョアン・ミール(スズキファクトリー、+0”109)。自己ベストタイムは終盤に記録。
チームメイトのアレックス・リンスは7位。
★ホンダ
3位ポル・エスパルガロ(ホンダファクトリー)。自己ベストタイムは終盤に記録。
チームメイトのステファン・ブラドルは18位(テストライダー)。マルク・マルケス代役(※回復期間については9月中に判明する予定)。
4位アレックス・マルケス(ホンダLCR)。レインコンディションは得意。ドゥカティグレジーニへの移籍がどんどん濃厚になっている。
チームメイトのタカアキ・ナカガミは16位。
★アプリリア
5位アレイシ・エスパルガロ(アプリリアファクトリー)。
チームメイトのマーヴェリック・ヴィニャーレスロは10位。
テストライダーのロレンツォ・サヴァドーリは22位。かなり改良された新マシン試用。
※ファクトリー両選手は両マシンに新カウルを搭載。両選手ともレインコンディションはあまり好きではないが、今回は好調。
★KTM
6位ミゲル・オリヴェイラ(KTMファクトリー)。
チームメイトのブラッド・ビンダーは13位。
19位ラウル・フェルナンデス(KTMテック3、ルーキー)。
チームメイトのレミー・ガードナー(ルーキー)は23位。
★ヤマハ
15位フランコ・モルビデッリ(ヤマハファクトリー)。
チームメイトのファビオ・クアルタラローは17位。
20位ダリン・ビンダー(ヤマハWithU RNF、ルーキー)。
チームメイトのアンドレア・ドヴィツィオーゾは24位。
※ファクトリー両選手とも13周回走行。最初の出走では上位にいた。その後、他の選手らは路面コンディションに慣れてタイムを削っていったが、両選手は出走しなかった。
※完全ウェットならばヤマハ機は速い模様。インドネシアGPの際もそうだった(クアルタラロー2位)。
『2022 オランダGP モトGP FP1リザルト』
(Photo:Motogp.com)