『2022マレーシアGP モトGP FP2リザルト&トピックス』
★10月21日(金)、マレーシアGP モトGPクラスのFP2が行われた。
★モト2クラスのFP2セッション中盤から雨が降り出し、雨脚がどんどん強くなり、大雨となったため、モトGPセッションは途中でしばらく中断された。開始時に雨はやんでいたものの、路面は完全ウェットだった。
セッション終了の5〜6分前には、スリックタイヤに履き替える選手も出てきた。
★FP総合順位のトップ10は以下の選手である。
兄ビンダー、リンス、兄マルケス、バスティアニーニ、ミール、マルティン、クアルタラロー、ディ・ジャンナントニオ、マリーニ、ベッツェッキ。
★ヤマハ
首位カル・クラッチロー(ヤマハWithU RNF)。引退したアンドレア・ドヴィツィオーゾ後任。終盤、スリックタイヤに履き替えた。
チームメイトのダリン・ビンダーは105%オーバー(ルーキー)。
7位フランコ・モルビデッリ(ヤマハファクトリー、愛称は『フランキー、モルビド』)。混合コンディションの中、いつになく好リズムを刻んでいた。
チームメイトのファビオ・クアルタラローは9位。コンスタント。いつも通り、FP1から好ペース。
★ドゥカティ
2位フランチェスコ・バニャイア(ドゥカティファクトリー、愛称は『ペッコ』)。終盤、スリックタイヤに履き替えた。ドライだった午前FP1で新タイヤを履かなかったためFP総合はトップ10から外れたが、コンスタントではある。午後の混合コンディションでも好ペースだった。
チームメイトのジャック・ミラーは4位。終盤、スリックタイヤに履き替えた。
5位ヨハン・ザルコ(ドゥカティ・プラマック)。
チームメイトのホルヘ・マルティンは17位。
10位ルーカ・マリーニ(ドゥカティVR46、ロッシ異父弟、愛称は『マロ』)。
チームメイトのマルコ・ベッツェッキは13位(ルーキー、愛称は『ベス』)。終盤、スリックタイヤに履き替えた。
19位ファビオ・ディ・ジャンナントニオ(ドゥカティ・グレジーニ、ルーキー、愛称は『ディッジャ』)。
チームメイトのエネア・バスティアニーニは22位(、愛称は『ベスティア』、最下位)。
★ホンダ
3位アレックス・マルケス(ホンダLCR)。終盤、スリックタイヤに履き替えた。
チームメイトのテツタ・ナガシマは20位。タカアキ・ナカガミの代役。終盤、スリックタイヤに履き替えた。
15位マルク・マルケス(ホンダファクトリー)。FP1では好調だったが、やや安定感に欠けていた。
チームメイトのポル・エスパルガロは105%オーバー。
★アプリリア
6位マーヴェリック・ヴィニャーレス(アプリリアファクトリー)。
チームメイトのアレイシ・エスパルガロは21位。FP1で転倒し、セカンドマシンの方はクラッチに技術トラブルが生じた。現在、総合首位とは27ポイント差で、もはやタイトル獲得は無理と見られている。ピットボックス内は、少しピリピリしている。
★スズキ
8位ジョアン・ミール(スズキファクトリー)。
チームメイトのアレックス・リンスは12位。
両選手ともFP総合はトップ10入り。ドライでも混合コンディションでも好調。ペースはトップレベルで、戦闘力戦い。。
★KTM
11位ミゲル・オリヴェイラ(KTMファクトリー)。
チームメイトのブラッド・ビンダーは16位。FP総合は首位(※FP1終盤、リアに新ミディアムを履いて記録)。
14位ラウル・フェルナンデス(KTMテック3、ルーキー)。
チームメイトのレミー・ガードナーは18位(ルーキー)。
『2022 マレーシアGP モトGP FP2リザルト』
『2022 マレーシアGP モトGP FP総合リザルト』
(Photo:Motogp.com)
雨降っちゃいましたね。
Q2開始時には止んでて最後の5分ぐらいでスリックが数名。
まさかのクラッチロウ。スリックで最後に上手くまとめましたね。
クアルタラロは変わらずいいペース。
明日は雨予報なのでこのままいくとバニャイアとアレイシはQ1から。
荒れそうな展開になってきました。
コンディションに混乱があったことを差し引いても低迷するチームを鼓舞するような出来事だったでしょう。
23年式の開発も進んでるみたいだし
モルビデリより前でゴールすることも多くて
軽口も素敵です。
ロレンソに「金を銅に替える」なんて皮肉言われてたけど開発に関してはもしかして逆だったかもね。