『リンス:ホンダがマルケスの改良フレームを使わせてくれた!』
★3月31日(金)、アルゼンチンGP モトGPクラスでアレックス・リンス(ホンダLCR)が、FP1が11位、FP2が10位だった。FP総合10位(+0.599)で、予選2へダイレクト進出できた。
★マルク・マルケス(ホンダファクトリー)が欠場しているため、同選手の改良フレームをリンス選手が使用した。
★リンス選手がFP1終了後、次のように話した。
【今回のトラックでホンダ機はどんな感じなの?】
「コーナー立ち上がりで充分なトラクションがなく、直線コースに向けて高速で抜けていけないんですよ。
その結果、直線コースではすっかり失速してしまい…コーナーで挽回しなければならず、余計にリスクを負わなければならないんです。」
【今回は最新フレームが提供されているそうで…】
「マルケスがいないんで、(ファクトリー選手と)同じ新パーツが使えるんですよね。ホンダが、いつもと違うフレームを使わせてくれてるんですよ…マルケスが使ってたのなんですけどね。
どう言う感じになるものか…テストしている時間はあまりないですからね。天気予報はいまいちだから、きちんと予定を組んでいかないと。」
【ポルティマオGPで使用したフレーム搭載のマシンと、マルケス用フレームのマシンが用意されているそうで…】
「交互に乗り換えて試してみますよ…今日は予選2へ直行できるかどうかの振り分けがありますからね。とにかく、過密スケジュールで進めて行きます。」
(参照サイト:『Moto.it』)
(Photo:Instagram)
ホンダは新テストライダーと交渉中って話は、note『2023年ポルティマオテストまとめ』でどうぞ!
リンスにはなぜか可能性を感じる。
一発の印象が強いのかな。
それと、なぜか嫌いじゃない。
どっちかと言うと好き。
ネチネチ感がないからかな。
リンスだけにサラっとしている
とにかく新しいモノにポジティブ。
作ってくれたスタッフに感謝を示し、全力を尽くす。
だから結果コケてもチームに好かれる。
別に何の根拠がある訳ではないけれど、HRC勢はチョットしたキッカケで
上位へ登れそうな気がする。まあスズキワークスの二人に河内氏も加わり
悪くなっていく要素はないだろうって楽観視ですが。でもヤマハと違って
RCVの問題原因は(コーナリング進入・脱出からの直線へのパワー引き出し)
明確な気がする。まあ言うは易し行なうは難し、なんでしょうけれど。
かつてこれだけ日本勢が世界GPで苦戦した事の記憶がないのでHRCもヤマハも
兎に角、頑張ってほしい。