『2023オーストリアGP モトGP 決勝リザルト&トピックス』
★8月20日(日)、オーストリアGP モトGPクラスの決勝が行われた。
★総合順位は以下のとおり。
首位バニャイア(251ポイント)、2位マルティン(-62ポイント)、3位ベッツェッキ(-68ポイント)、4位ビンダー(-91ポイント)、5位ザルコ(-126ポイント)、6位マリーニ(-131ポイント)、7位兄エスパルガロ(-134ポイント)
★ドゥカティ
首位フランチェスコ・バニャイア(ドゥカティファクトリー、2022年チャンピオン)。独走。第10ラップから後続を引き離し、第14ラップでは1秒差、第18ラップでは2秒差で、最後は5”191差。ドゥカティ勢の中で1人だけ別のスポーツをやっている感じ。もしバニャイアがいなければ、優勝はKTMのビンダーだっただろう。スプリントも優勝。
チームメイトのエネア・バスティアニーニは10位(2022年総合3位)。ラスト5〜6周はそれなりに良い走りをし、改善が見られた。ただし、ブレーキングではマシンを乗りこなせていない。
3位マルコ・ベッツェッキ(ドゥカティVR46、VR46ライダーズアカデミー)。グリッド7位から追い上げた。
チームメイトのルーカ・マリーニは4位(VR46ライダーズアカデミー、ロッシ異父弟)。ラスト2周の第1コーナーで、弟マルケスを抜いた。
5位アレックス・マルケス(ドゥカティグレジーニ、2022年はホンダLCR所属)。
チームメイトのファビオ・ディ・ジャンナントニオは17位。
7位ホルヘ・マルティン(ドゥカティプラマック)。グリッド12位スタートで、LLPも実行(※スプリントの多重クラッシュを引き起こしたペナルティ)。
チームメイトのヨハン・ザルコは13位。
★KTM
2位ブラッド・ビンダー(KTMファクトリー)。アグレッシブなスタートを切り、頑張ったがバニャイアを抜けず。序盤は喰い付いていけたが、その後、失速していった。KTM勢2位のフェルナンデスとは約20秒差。スプリントも2位。2026年末まで契約更改済み。
チームメイトのジャック・ミラーは15位(2022年はドゥカティファクトリー所属)。
14位アウグスト・フェルナンデス(GASGASテック3、2022年モト2チャンピオン)。
チームメイトのポル・エスパルガロは16位(2022年はホンダファクトリー所属)。
★アプリリア
6位マーヴェリック・ヴィニャーレス(アプリリアファクトリー)。スタートでは土曜スプリントのような完全ミスは犯さなかったが、やはり、今日もスタート時に表彰台獲得のチャンスを逃してしまった。第1ラップ終盤には10位だった。
チームメイトのアレイシ・エスパルガロは9位。
テストライダーのロレンツォ・サヴァドーリは19位。
※ミゲル・オリヴェイラはリタイア(アプリリアRNF、2022年はKTMファクトリー所属)。
チームメイトのラウル・フェルナンデスもリタイア(2022年はKTMテック3所属)。
★ヤマハ
8位ファビオ・クアルタラロー(ヤマハファクトリー、2022年総合2位)。
チームメイトのフランコ・モルビデッリは11位(VR46ライダーズアカデミー)。悪いレースではなかったし、チームメイトとのギャップも1”5秒強だった。
★ホンダ
12位マルク・マルケス(ホンダファクトリー)。オーバーテイクもせず、TVに一度も映らなかった。ただ、今シーズンの決勝戦で初めて完走した。
チームメイトのジョアン・ミールはリタイア(2022年はスズキファクトリー所属)。16位走行中に転倒。
18位タカアキ・ナカガミ(ホンダLCR)。
チームメイトのイケル・レクオナは20位(SBKフル参戦中)。最下位。アレックス・リンス代役。
『2023 オーストリアGP モトGP 決勝リザルト』
『2023 オーストリアGP モトGP 総合順位』
(Photo:Motogp.com)
コースの特性もあると思いますが、まるでFPか予選を見ているかのようなレースでした。
ペッコおめでとう!
上位陣はみんなギリギリなのが伝わってきたので、最後までハラハラで楽しめました。
やっぱりmotogpは面白い。
順当ですね。ビンダーがもう一絞りできれば面白かったけど、
バニャイアはまだ余力があったからな。
ヤマハはもう2歩。方向性はいいはず。
アプ予想通り。
ホンダは。。