『ロレンソ:メンタルが強いのは父の躾が厳しかったから…まるで宿敵のような存在だった』
★ホルヘ・ロレンソ(36才)は2008年にヤマハファクトリーからモトGP昇格し、2010/2012/2015年にタイトルを獲得した。
2017年にドゥカティファクトリーに移籍したがマシンの乗り換えで苦戦し、2018年にやっとレース優勝が叶ったものの契約更改はできなかった。
2019年にホンダファクトリーに移ったが、またマシン乗り換えで苦戦し、転倒で重傷を負ったこともあり、同年末に引退した。
★先日、ロレンソ元選手が、スペインのポッドキャスト『tengo un plan』で次のように話した。
[ 前半はこちら ]
【ロッシ元選手のライバル陣の中で、貴方は心理的なプレッシャーを受けなかった方なのでは…】
「僕は厳しく育てられましたからね…躾や完璧主義と言う意味でね。
うちの父親が、あらゆる面において本当に厳しかったんですよ…オートバイ以外のことでも。僕にとっては、まるで宿敵のようでした。
10代後半の反抗期の頃は、もうどうにもならなくて…それで、17才で自立することにしたんです。
ただ、その辺りからゴタゴタし始めてしまい…父親は気に入らないわけだから、僕の最初のマネージャーと揉め出したんですよ。
けっこうみっともないことになって…メディアまで巻き込んでしまってね。
5〜6年間、父親とは音信不通になりました。
父は『息子を奪われた』とか、『うちの息子のことを利用している』なんて言って歩いて…遂には、あるレースウィークエンドの木曜日に、こんなことまで言い出したんです。
『もし日曜のレースで息子が勝ったなら、それはヤク中にクスリをあてがうようなものだ』って。
結局、その時の日曜レースで僕は優勝し…しかも、その辺りから右肩上がりになって、初世界タイトルを獲得したんですよ。」
[ 完 ]
(参照サイト:『Mowmag.com』)
(Photo:Twitter)
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