『ラズガットリオグル：直線コースでバウティスタを抜くのは良いもんだ！』
★2月23〜25日、フィリップアイランドサーキットでスーパーバイク世界選手権（SBK）の開幕戦が行われている。
★トプラク・ラズガットリオグル（BMW）が、予選5位、レース1で5位を獲得した。
★ラズガットリオグル選手は2020年からヤマハ機でＳＢＫ参戦し、2021年にはタイトルを獲得したが、2023年末にBMWに移籍した。
★ラズガットリオグル選手がレース1終了後、次のように話した。
【今日のレースについては？】
「レース序盤はそれほど悪くなかったが、『フラッグ・トゥ・フラッグ』以降、皆、猛プッシュしだして…でも、ライバル陣はタイヤがボロボロにならないんですよ。どうやってたんですかねぇ。
こっちはタイヤ温存のために守りの走行をしていた地点もあって…特に第6コーナー立ち上がりではドリフトを抑え、第3コーナーでは通常はマシンを起こしきったらすぐにしっかり旋回していけるのに、ラスト2周ではアクセルを閉じなければならず、もうイアンノーネに喰いいついて行くことができなかったんです。それで、被害を最小限に抑えつつゴールしました。」
【ペナルティについては？】
「正直なところ、なぜ科せられたのか分からないんですよね。
（フラッグ・トゥ・フラッグで）タイヤを交換した後、ピットレーン出口まで行って…許容時間の最小限で動いてたし、しかも、ローズの方が僕より先に出走してるんだし。
残念ですよ…あれで順位を1つ落としてしまったんだから。
【今週末については？】
「でも、うちはマシンの基本ベースが既にできていて、それに手を加えていけば良いだけなんで…そう言うのは重要でしょ。
フィリップアイランドは好きなトラックじゃないし、僕向きだったこともないんでね。
それなのに表彰台に迫っていけたんだから、良いマシンに乗れたってことでしょ。」
【直線コースでアルヴァロ・バウティスタを抜いてたが…】
「あれは素晴らしかったですね（笑）。
やっと、コーナー立ち上がりで強い走りができるマシンを手に入れましたよ…直線コースでライバルを抜けるんですからねぇ。
ただ、加速段階ではカワサキを始め、多くのマシンが改善されていたんですよね。」
【日曜レースに向けては？】
「多分、レース2でも、タイヤ温存のための節約走行になるでしょうね…あまり好きな状況ではないです。そう言うレースって、退屈なんで。
でも、バルセロナもそんな感じだろうから、慣れるようにしないと。
今回は超楽な週末ではないんで、ヨーロッパに戻るのが楽しみですよ…計算せずに、100％の走りができますからね。」
『2024 フィリップアイランド SBK レース1リザルト』
『2024 フィリップアイランド SBK 予選リザルト』
（参照サイト：『Motosprint』）
（Photo：Instagram）
