MotoGP

ミラー『ビンダーと一緒にアコスタを追いかけたが…僕らはどうすることもできなかった』

『ミラー:ビンダーと一緒にアコスタを追いかけたが…僕らはどうすることもできなかった』

★3月22〜24日、ポルトガルGPが行われ、ジャック・ミラー(KTMファクトリー)が予選5位、スプリント5位、決勝で5位だった。現在、総合9位である。

★決勝ではルーキーのペドロ・アコスタ(GASGASテック3)が3位を獲得し、KTM勢トップだった。

★ミラー選手の現契約は今年末に終了するため、2025年のシート獲得に向け、今シーズン前半で好成績を出さなくてはならない。

★ミラー選手が西サイト『Motosan.es』のインタビューで、次のように話した。

【決勝はアコスタ選手が3位を獲得し、KTM勢トップだったが…】
「とてつもないレースをしてましたよね…(アコスタと競り合えるような)チャンスは皆無でしたよ…ペドロはブラッド(ビンダー)を抜いた直後から、猛プッシュし始めてね。
僕もブラッドも、ぜぃぜぃ言いながら追いかけて…でも、2人ともどうにもできなかったんですよ。」

【アコスタ選手の走りは、どんな感じなの?】
「しっかりマシンの上にまたがってないんですよね…しょっちゅう、身体をマシンから乗り出してるんですよね。
だから、身体のあちこちが路面に接触して…ある時点では、頭まで接触させてたみたいですよ。
あのライディングスタイルは凄いですよ…後ろから見てると、特に凄かった。
あんなスタイルで走れたらねぇ…まぁ、そう思うのが精一杯ですよ。
多分、僕のスタイルはイマイチだろうね…ペドロはマシンを自由自在に動かすことができるんですよ。あれは、とにかくポジティブでしょ。」

【今後に向けては?】
「僕らは1年かけて、KTM機を改良し…ペドロがそれをフル活用してるわけだから…今後はペドロのことを目標にして、利用していきますよ。
何が違うのかを探り出し、ペドロから学んでいくことにします。僕は29才なんだけど、まだまだレースのたびに学んでいってるんでね。
2016年から僕のライディングスタイルは大きく変わってきてるけど、まだまだなんですよ…もっと努力していかないと。」

(参照サイト:『Corse di moto』)
(参照サイト:『Mowmag.com』)
(Photo:Instagram

POSTED COMMENT

  1. より:

    ルーキーに負けるって辛いな

  2. きゃめる より:

    経験豊富な選手がルーキーで歳下の人を認めて学ぼうとする意欲と謙虚さが素晴らしい。いつの時代も天才は現れるものだ。

  3. チャオ より:

    ジャックも来期は厳しいだろうなあ。アコスタにあっさりパスされた時は
    象徴的な世代交替の波がMotoGPに来てると感じた。

  4. 桑田裸郎 より:

    去年のチャンピオンもあっさり抜かれてるのであまり気にしないで

  5. ギリギリ爺 より:

    アコスタは体の使い方が上手く器用なライダーだと思った。
    特にアクロバティックなコースなので、際だったと思う。
    moto3,2の実績も、バイクやチーム力だけではない事を証明しましたね。

    ビンダーのコメントが欲しいです。

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