『ド・プニエ:なぜクアルタラローはヤマハ継続を決めたのか?』
★4月5日、ヤマハが公式プレスリリースで、ファビオ・クアルタラローと2年契約(2025/2026年)を更改したと発表した。
★2022年シーズン後半からクアルタラロー選手はマシン不調により苦戦が続いていたため、今回の契約更改は世間を驚かせた。
★ランディ・ド・プニエ(43才、フランス出身、2004年250ccクラスで総合3位、2006〜2013年までモトGPフル参戦)が、西サイト『Motosan.es』で以下のように考察した。
【クアルタラロー選手のヤマハ継続には驚いた?】
「いいえ、まったく…ドゥカティにシートはなかっただろうし、KTMもそうですよね。
ホンダなら入れるスペースがあったかもしれないが、ファビオがホンダの企業プロフィールに合うとは思えませんしね。」
【最近、クアルタラロー選手がアプリリアに接近していたと言う噂があったが…】
「話し合いはしてたかもね…そう言う話は耳に入ってきてたんで。
ただ、アプリリアにはヤマハのような、しっかりとした資金力はないわけでしょ…昨今、金銭面って言うのも重要でしょうからね。」
【しかし、2GPが終了したばかりなのだから、決断するには早すぎるのでは?】
「ファビオは2021年にタイトルを取っていながら、これほどまでに急いで契約更改を決めた…なぜかと言えば、ホルヘ・マルティンが売出し中だからですよ。
ヤマハがマルティンに無関心ってわけじゃなかったですからね。」
【もしマルティン選手がヤマハと契約していたら…?】
「ファビオはもうヤマハには居られない…ドゥカティやKTMにも居場所はなく、アプリリアか他メーカーのプライベートチームに行くことになってたかもしれない。
あのレベルの選手にとっては、訳が分からないような状況でしょうね。」
(参照サイト:『Motosprint』)
(Photo:Instagram)
確かにマルティンの動向は今シーズンの目玉だよなぁ。
たぶん、ベスティと入れ替えでドカワークス入りが一番可能性ありそうではあるけど、そう考えるとやはりファビオの行先はなかったのかも。
それにしても、あの時アプリリアに行っとけばよかったと後悔しなきゃいいけど・・・
参考にするつもりだったフランキーのⅤ4への乗換えが、開幕前の怪我で参考に出来無く成ってしまったのも有るのかも?