『タルドッツィ:マルケスが入ってきても、優先すべきはバニャイアだ』
★6月5日、ドゥカティファクトリーがマルク・マルケス(ドゥカティグレジーニ、モトGPタイトル6回獲得)と、2年契約(2025/2026年)を交わしたことを公表した。
★チームメイトはフランチェスコ・バニャイア(2022/2023年モトGPタイトル獲得)となる。
★ドゥカティのダヴィデ・タルドッツィ氏(チームマネージャー)が、『Cycle World』のインタビューで次のように話した。
【なぜホルヘ・マルティンではなく、マルケス選手を選んだの?】
「マルクのマシン適応能力の速さ、そして、今シーズン開幕戦からのパフォーマンスを見て選びました。
もちろん、ホルヘに『NO』と言うのは残念でしたよ。我々としては可能な限りギリギリまで、両選手を確保できるよう動いてたんですが…最終的に、こう言う決断となりました。
イタリアGP決勝戦後に最終決定を行ったんです。」
【マルケス選手が『プラマックは選択肢に入れてない』と公言したのも影響した?】
「リザルトや選手の総合評価、将来への可能性を基準に決定しました。マルクが言ったとか言わないとかは関係ないです。」
【チームメイトとなるバニャイア選手は、今後について心配している様子?】
「本人が何度も言っていた通り、ピットボックス内の雰囲気を維持していきたいと願ってるようなんで…まぁ、心配してることと言えば、現在の雰囲気が壊れるような状況にはなって欲しくないってことでしょうね。
我々としても、それは優先させていこうと思ってます。まぁ、マルクが来たら、即問題が起こるとは思ってませんけどね…とにかく、あの2人のようなチャンピオンライダーを、上手くマネージメントできると信じてますよ。」
【タイトル獲得数はマルケス選手の方が上だが…】
「確かにそうですが、だからと言って、うちのチャンピオンライダーがないがしろにされるなんてことはありませんよ。
我々はペッコ(バニャイア)に全幅の信頼を寄せているし、ここ数年、マシン開発の指示を出してくれてますからね…ですから、ドゥカティとしては、優先すべきはペッコの方であり…まず、そこが第一ですね。
そして、そのペッコに、可能な限り最良のチームメイトを提供しようと思ったわけですよ。」
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram)
本音と建て前を使い分けるのヘタそうだからなぁ
開発は#93の言うようにはならんだろうね。ジジが誰が乗っても速い、がコンセプトだから。
それに25年型のマシンには#93の意見は反映されないだろう。現ファクトリーはペッコだし。
来季の問題は#93とのバトル。#93がクリーンなバトルをするのか、あるいは悪童の片鱗を見せるようなバトルになるのか。
明かされることはないだろうが、チームメイトとのバトルはクリーンに、とか契約に入ってる気はするけど。
個人的にはペッコには#93をねじ伏せる展開が見たいね、心を折るような。
自分はマルクのファンだから、色々言われてる事を結果で跳ね返してくれる事を期待してる、と言わせて頂きます。それが多くはない希望だとしても。
来季にマルクの意見が全く入らないわけないやん。
もちろんマルクの意見を優先なんてこともあり得ないわけで。
他メーカーのライダーじゃないんやから、シーズン中のテストでマルクにも新型へ乗せるやろ。
マルクのえげつない走りは、ペッコ「大差をつけるかつけられるかすれば発動しないやろう。
僅差でシーズン終盤ならあるやろね。
その闘争心こそがマルクの魅力でもある。
みんなマルクを魔王かなにかと間違えてないか?
まぁ…まだドカで優勝してるライダーって訳じゃありませんからね。そりゃ今はペッコ優先と言いますよ。二年後にまたインタビューして欲しいですね。
田中さんはマルク・マルケスが嫌いそうだね
この世界、物事が上手く行く保証なんて何一つないのが怖いし、そこが面白いんですよね。
タルドッツィもジジも上手く行くと思ってるのでしょうけど。そうなればドゥカは
暫くの間、帝国を築く事ができるでしょうし、でもそんな良い事なんて続くものだろうかと
栄枯盛衰の日本メーカーを見て難しい事だとも思う。MotoGPで新時代の絶対王者的な存在として世界に
印象付け、次なるターゲットは鈴鹿8耐でのイタリアンレッドでのワークス参戦ですかね。
その際にはペコ・マルクと第三ライダーは弟で日本の本丸鈴鹿でドゥカの完全勝利を世界に示す
画策でもしてるんでしょうか。そうなると日本勢は呑気に構えていられないですよね。ドゥカの野望は
モーターサイクルの頂点に君臨し続ける事でしょうから。
30歳までに6度GP王者なんて魔王と同じですよw
27歳のペッコがあと4連覇して追いつくレベル